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サクラ大戦Vの九条昴萌えスレ2

1 :名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 17:45:48 ID:???
昴のエロ萌え話はこちらでどうぞ。

ギャルゲ板
http://game9.2ch.net/gal/
※ギャルゲ板の萌えスレにここのURLを貼らないこと
(2chルールで一般スレにピンク鯖へのリンクを張ることは禁止されてます)

関連スレ
エロパロ・サクラ大戦のエロ小説・その3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064401357/
虹・サクラ大戦          落ちるまでの日数→
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1107559126/

前スレ
サクラ大戦Vの九条昴たん萌えスレ
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1121784753/

#sage推奨、荒らしは徹底放置で、そうすれば昴も悦ぶ。


155 :名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:13:29 ID:???
>>133>>145もGJ!!

このスレには神ばかりだな、凄すぎるw
毎度のことながら放置プレイww両方とも続きに期待!!

156 :名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:37:14 ID:???
巴里娘ならロベリア1番な俺が来ましたよ
これはオードブルどころか寧ろメインディッシュだろwww
悪魔のロベリアと小悪魔昴に翻弄される新次郎を想像して(´Д`)ハァハァ

どれもこれも続きを超期待!!
この放置はクセになるマジでwww

157 :名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:09:10 ID:???
やべwww
>>65のせいでアナルに目覚めそうだwww

158 :名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:25:03 ID:???
>>157
そのまま目覚めて俺と心友になろうぜww

159 :名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:25:53 ID:???
むしろ昴さまに開発されたい自分がいる

160 :サニーサイド×♀昴&新次郎:5:2005/08/04(木) 23:32:50 ID:???
 その壊れそうな細さに、最初は驚いたものだった。これが、スターを自在に駆る肩か、腕かと。戦の痛みには鈍くしつらえてある胸が痛むことはなかったが、ただただ感心させられた。
 昴は、サニーサイドの胸へ寄り掛かって目を閉じ、やるせない呼吸を繰り返していた。重みというほどのものはない。見た目以上に華奢な身体だ。
 白い頬に掛かった髪を指で退けてやると、ほっそりとした首が傾いで、微かな吐息と共に小さな唇が開いた。サニーサイドは、預けられた頭部に手を添えて、緩やかに髪を撫でた。
 指先を髪から首筋へと滑り落とすと、閉じられた瞼の下の眼球が僅かに動作し、伏せられた睫毛が小さく震える。
 ふとその目が薄く開いたかと思うと、昴は猫のような仕草でサニーサイドの顎先に噛み付いた。サニーサイドが小さく驚きの声を上げると、子猫は満足気に喉を鳴らして、顎から頬へと幾度も甘く歯をたてる。
「こら……、悪戯が過ぎると、キミが困ることになるぞ」
 言葉とは裏腹に、サニーサイドは怒った風な様子もない。彼は、しばし昴のされるままになった。
 首筋に鼻先を押しつける仕草は、庇護欲をそそる。
 ……同時に、嗜虐心を刺激しないでもないが。
 可愛らしい。例え計算ずくの甘えでも、指摘するのは不粋というものだ。
「負けたんだ。少しは僕の思うとおりになるだろう? サニーサイド」
「なら、香炉は諦めるんだね。これはボクのお気に入りだ」
 サニーサイドはおもむろに眼鏡を外すと、胸ポケットへ収めた。レンズ越しでなくなったポーカーフェイスを、昴の黒い瞳が虚ろに見上げる。
「最近、情緒不安定じゃないか。それが大河くんのせいだって言うなら、嫉妬してもいいかい?」
 昴はふっと息を吐き出した。
「サニーサイドが嫉妬だって? 笑えないジョークだ。それに、僕には問題はない。昴は昴。何も……、……」
 否定しようとする唇を、サニーサイドは上からやんわりと塞いだ。僅かな身じろぎ以外の、抵抗らしい抵抗がないと見ると、顎先を掴み寄せ、指で下顎を強引に開かせる形で舌を挿入した。
「……、っふ……」
 形だけの戸惑いの後、すぐに積極的に差し出される舌を、最初は弱めに吸い上げる。焦れるような吐息を聞くとサニーサイドは心中ほくそ笑み、口中逃げるよう遊ばせては舌の裏を擽った。手は、既にほとんど用を為していない着物を剥がし、襦袢の腰紐を玩んでいた。


161 :サニーサイド×♀昴&新次郎:6:2005/08/04(木) 23:34:11 ID:???
「っぁ……、は……」
 わざと息を継がせずに、深い口付けを繰り返すと、昴は首を捻って苦しげに喘いだ。
 初めて肌に触れた時は、欲望より天才という存在に対する好奇心が勝っていた。これは仕込めば、仕込んだ以上のものになる。日本から貴重な品を取り寄せて、誰に見せるでもなくただ自分の目を楽しませるため、毎日手間を惜しまず磨いていく、そんな感覚に似ている。
 純粋に面白いと思っていた。
 だが、触れれば触れるほど、本気の領域に引きずり込まれそうな危うい瞬間が増える。
 ……それもまた一興。
 サニーサイドにとっては、将棋などよりよほどスリリングなゲームだった。
「ん……っ」
 唇を繋いだ銀糸を舐めとると、サニーサイドは昴の絹の襦袢の合わせを掴んで寛げた。乱暴にするつもりはなかったが、反射的に胸を覆おうとする昴の両手をやすやすと戒めると、片手ずつ両手首を掴んで開かせ、かえって胸元が晒されるようにする。
 ほとんど隆起のない真っ白な胸が、不規則に上下していた。
「っ……ん……、あぁ」
 露わになった部分に顔を近付け、突起を緩く吸い上げると、昴は頬を紅潮させた。 
 掴んだ手首から力が抜けるのを感じると、その手を己の首に掛けさせて解放し、代わりに華奢な腰を腕に捕らえる。これは、片腕で十分だった。
「…んっ…、あっ、はぁ……、あぁっ……」
 淡く色付いた突起を舌先で小刻みに突き、ふいに軽く歯を立てると昴は甘い声を上げ、身を震わせた。空いた手でもう片方も、薄い胸に指を食い込ませるようにして揉みながら、突起を手の平で捏ねる。突起は次第にしこりを帯びて、つんと尖って自己主張を始める。
「大きくな〜れ、大きくな〜れ……」
「……っ」
 胸を揉みながらふざけると、容赦なく髪を引かれた。だが、潤みを帯びる瞳がどんなに力を込めて睨んでも、誘っているようにしか見えないことを、昴は知っているだろうか。
 宥める言葉の代わりに肩にキスを落とす。同時に、胸を弄っていた手を下腹部へと、腰紐を解くこともせず辿らせた。
 己の膝をまたいだ両足は、膝頭を付けるように閉じながら、襦袢の隙間に白い下肢を覘かせている。

162 :サニーサイド×♀昴&新次郎:7:2005/08/04(木) 23:35:41 ID:???
 滑らせた手を内腿に行き来させ、徐々に膝を割らせる。内股から尻の狭間へと大胆に手を這わせるが、最
も敏感な箇所をわざと避けるのは、あからさまに焦らしていることを悟らせるためだ。
「昴。もう少し足、広げてみて。欲しい所が、ボクに見えるように」
 聡い頭に現在の状況をより明確にしてやろうと、わざと告げる。
「……っ、……、サニー」
 抗議めいた声を聞くと、サニーサイドは声無く笑う。もはや少し力を込めるだけで、慎みのタガが外れたかのように、大きく足が開いた。
「命令する権利は、僕にあるはずだ。んぅ……」
 閉じられないように足を押さえながら秘処をなぞると、香の効果か指先に潤みがまとわる。サニーサイドは、料理の味見でもするようにその指を舐めて見せた。
「分かってるさ。だからボクは、いつもこうして服も脱いでいない」
 もっとも、脱げと命令されたところで従うつもりはなかった。少なくとも昴に関しては、一方的に鳴かせてそれを眺める方が楽しい。
 不能というわけではない。ただ、ありきたりのセックスを望むなら相手に不自由はしていないのだ。女も適材適所、快楽の手段は多い方がいい。
 人生はエンターテイメント。
 いつか死を迎える日には、微塵の後悔もする気はない。
 サニーサイドは片腕で抱えていた昴の腰をぐっと引き寄せると、産毛程度の恥毛の下の割れ目を二本の指で開かせた。
 ふっくらとした丘の間に未成熟な、薄桃色の花弁が僅かに顔を覘かせる。昴が小さく息を飲む音が聞こえた。
 大人の女とも違う。だが子供ではない。いかなる神の思惑か、奇跡の形を取った身体を愛でる権利を得たなら、十分に堪能しよう。
 サニーサイドは指の腹を小さな膣口に押し当てると、手始めにそこを軽く擦った。
「……っ、はぁ、…んっ……」
 未だ足袋を履いたままの足先をきゅっと丸め、昴は声を堪えているようだった。
 サニーサイドは反応を伺いながら、宛がった指を奥へ沈めていく。粘膜を傷つけないように、また昴自身が身動ぐことでふいに深く沈まぬように、注意深くゆっくりと。
「あぁ……っあ……、サニー、サイド……」
 昴が、掴んだ髪を握って無意識に身体に力を入れる。同時に押し広げた狭い箇所が、よりきつく窄まる。

163 :サニーサイド×♀昴&新次郎:8:2005/08/04(木) 23:36:59 ID:???
 己の名を呼ばれるのは心地よかった。
 艶やかな黒髪が、汗ばむ肌に張りついて顔を覆ってしまわないように唇で避ける。
 視線が重なり意識のそれた一瞬の隙に、潤みに任せて狭い道を押し割り、深くまで指を沈め根元まで潜らせた。
「ふぁっ……、ああぁ……あァ……!」
 間接を曲げ天井の襞を指で擦ると、昴は我を失ったように喘いで、腰を浮かせた。
 指を軽く引き抜くように動かすと、中の愛液が掻き出され、入り口から零れ滴る。わざと音をたてるように指を出し入れすると、室内に淫猥な水音が響いた。
「あっ、あっ、……ゃっ……、……っ」
 潜らせた指で、反応の大きい箇所を柔らかく叩きながら、親指で陰核を弾く。そのままでも感度は十分だったが、悪戯心を起こして包皮を剥くと、小指の先ほどの小さな肉芽がけなげに勃ち上がっているのが見えた。
「ハハ、これは可愛らしい」
「っ、やっ、……、そこは、やめ……っ! ひぁ……! ああぁ……っ……!」
 肉芽を掠めるように引っ掻くと、それだけで指を咥えた内部が大きく蠢いた。息つく間も与えず、指の抜き差しを繰り返しながら、今度は容赦せずにぐりぐりと核を押しつぶす。
 すると、昴は腕の中もがいて激しく首を振った。
「ああ、……いや……っ…、っく……、ん……、あああ、あああぁ!」
「しっ、あんまり慎みがないと、パークの方まで聞こえてしまうよ」
「っく……ん、んー……っ……」 
 からかうつもりで言った言葉を真に受けて、昴は己の袖を口に含むとぎゅっと噛んで、必死に声を堪える。
 そんならしくない仕草が彼にとっては微笑ましく、きつく閉じられた瞼の端に涙を見つけると、恋人にするように唇を窄めてちゅっとそれを吸った。
「んぁ……、あっ、アッ、ぁ……ぁ、ああっ、あ…アァアア……ッ…!」
 早まる抽挿と陰核への愛撫に、ほどなく昴は屈伏した。大きく身を震わせると同時、サニーサイドの腕を強く掴んで達する。熱くなった身体は幾度か痙攣を繰り返し、やがて力なくかくんと項垂れた。
 サニーサイドが内部から指を引き抜くと、ちゅぷと粘着質な音が起ち、塞き止められていた蜜が膣口から零れた。

164 :サニーサイド×♀昴&新次郎:9:2005/08/04(木) 23:37:57 ID:???
「……サニー……」
 熱い呼気に交じらせ言葉紡ぐと、昴は四肢を弛緩させ、ぐったりと彼に寄り掛かった。
 肩を滑り落とされた襟元に、すっかり露わにされた白い肩が紅潮し、呼吸の度に上下するのが艶かしい。
 ふいにその肩が、びくんと跳ねた。
「おっと……」
 尻に股間の隆起が触れていたらしい。サニーサイドは軽く腰を引いた。
 布越しにも、はっきりと感じ取れただろう。昴は、やや驚いた表情でこちらを見つめていた。
「サニーサイド、それは……」
「そりゃあ健康体だからね。だけど、キミが気にすることじゃない」
 何でもないふうに言うと、昴の眉間に浅いしわが刻まれた。
 無言の間があった。
 サニーサイドは思わず笑った。
 己の股間のことで、今まさに天才と呼ばれる頭脳が駆使されているかと思うと可笑しかったのだ。
 やがて、昴は口を開いた。
「昴は命令する。……服を脱げ、と」 
「……」
 サニーサイドは答えず、胸ポケットから眼鏡を取り出すとそれを掛け直した。
 昴は、サニーサイドが従わないと見ると意外な行動に出た。身体を反転させ、彼のスラックスのベルトに手を掛ける。サニーサイドは一瞬いさめようかと迷うが、まあいいか、とされるままになった。
 昴はサニーサイドのベルトを緩め、ファスナーを下ろしてしまうと大胆に下着の中に手を差し入れた。
 内側を探り、熱を帯びる男の器官に指が触れると、息を飲んだようだった。
 そのまま遠慮も何もなく、掴んだものを外へと抜き出す。解放されたモノは、昴の前にゆらりと頭を擡げた。
「……思っていたより大きい。白色人種じゃ、これが標準なのか?」
 緩く勃ち上がったペニスをしげしげと眺めて、真顔で昴は言った。
「さあね。少なくとも不自由を感じたことはないから、体型からするとこんなもんだろう。だけど、もっと大きくなるよ」

165 :サニーサイド×♀昴&新次郎:10:2005/08/04(木) 23:39:58 ID:???
 どうするのかと見ていると、昴は躊躇する事無くその上に顔を伏せると、根元に手を添え、先端を口に含んだ。
「……、昴……」
 サニーサイドは、小さく喉奥で呻いた。
 半裸の美少女が跪いて、己のペニスを口に含んでいる。この光景が、楽しくないわけがない。
 今は拙くても、昴ならばコツを掴むのに、そう時間は掛からないだろう。
 だからこそ、タイミングが重要だ。サニーサイドはまだ、主導権を手放すつもりはなかった。
 そそり立つ幹が量を増し、昴がちらと笑んだその時だった。部屋の方へと、待ち兼ねた足音が近付いて来たのは。


 不慣れな作業への没頭は、昴の外部への警戒を鈍らせていた。
「サニーさーん。頼まれたもの、買ってきましたよー」
 障子に映る影に、はっと気づいて顔を上げた時には遅かった。能天気な声と共に障子が開くと、昴が今最も見たくない、そして見られたくない人物がそこに立っていた。
「………………」
 室内を目にすると、大河新次郎はたっぷり三秒は凍り付いていただろうか。彼の口癖らしい、わひゃあの「わ」の字も出ずに立ち尽くす姿に、思わず同情を覚えた。
「あ……、す、すみませ……」
 新次郎は裏返った声でようやく言ったかと思うと、胸に抱えた紙袋を落としそうになりながら、すばやく障子を閉めた。
「待って、大河くん。荷物は置いていきなさい」
 踵を返そうとする影に、サニーサイドが憎らしいくらい冷静に声を掛ける。
「はっ、はい。それじゃここに……」
「悪いが、部屋の中まで持ってきてくれるかい。代金も必要だろう?」
 サニーサイドのあまりのそらぞらしさに、昴は呆れ果てた。
 さらに呆れたことに、躊躇するような間の後に再び障子が開く。真面目なのか分かってやっているのか、大河新次郎という男の行動も、時折とんでもない不協和音を奏でる。
 今さら行為を隠すつもりもなかったが、これより先の茶番に付き合わされて頭痛の種を増やしたくはなかった。昴は襟元を両手で合わせると、立ち上がろうとする。

166 :サニーサイド×♀昴&新次郎:11:2005/08/04(木) 23:42:39 ID:???
 ところが腰を上げると同時、するりと衣が身体を滑り落ちるのを感じた。見ればいつの間にか腰紐が解かれ、唯一引っ掛かった袖の先をサニーサイドが握っていた。
 解いたとすれば、先刻指で達かされた直前だろう。
「サニー、何を……」
 男は意味深に笑むと、強い力で昴の裸身を抱き寄せた。膝からバランスを崩した隙に、掴み寄せられた両腕が背中に押しつけられる。彼は慣れた手つきで、腰紐を使い昴の両手首を縛りあげた。
 両手が使えなければ、昴と言えど裸同然の姿ではさしたる抵抗もできない。サニーサイドは先刻より強引に、昴の身体を畳に引き倒すと、片足を持ち上げ大きく足を開かせた。ダンサーでもある身体は柔軟で、多少の無理もきいてしまう。
 顔を上げると、新次郎が瞬きもせずその様子を見ていた。
「……っ、大河、見るな!」
「ご、ごめんなさい。あの、昴さん、僕、目をつぶってますから!」
 我に返った新次郎は首まで真っ赤にして、ぎゅっと目をつぶると、サニーサイドに言われた通り律儀に荷物を運ぶ。
「んぁ……っ、やめ……、サニーサイド……」
 男の顔が足の間に埋まるのを見ると、昴は悲鳴じみた声を上げて身悶えした。だが、新次郎が傍にいることが心に掛かってか、理性を手放すことは出来ない。ジレンマに似たもどかしさが、十分に解されより深い部分に快楽を求める身体を懊悩させる。
 サニーサイドが舌を使うと、唾液が先ほどの名残の蜜と混ざりぴちゃぴちゃと音を立てる。
「……っ……ああ……」
 溢れた蜜は内股を伝い、尻の狭間まで濡らしている。先刻の快楽の名残はたやすくよみがえり、もはや限界と思えた。
 だがその時、サニーサイドの動きが止まった。彼は昴の足を掴んだまま顔を上げると、手の甲で口元を拭った。
「大河くん、袋の中身、そこに出して並べてくれる?」
「は、……はい? はい……」
 目を瞑っていたせいか、新次郎は散らばった衣や帯に躓きながら未だもたもたとして部屋にとどまっていた。彼は薄く目を開くと、言われるままに、手にした紙袋からさまざまな酒瓶を取り出し、必死に昴を視界に入れないようにしながら畳の上に並べた。
「ワインにウィスキー、ウォッカにリキュール。……さて、どれがいいかな」

167 :サニーサイド×♀昴&新次郎:12:2005/08/04(木) 23:44:43 ID:???
 サニーサイドは瓶を手に取り鼻歌混じりに品定めを始めた。ラベルを見ずにしきりと瓶の表面を撫でて形と手触りを確かめている。
 やがてウォッカの瓶を選び出すと、おもむろに太い瓶の口を膣口に宛がった。
 昴は堅く冷たい感触に、びくっと身を震わせる。
「まさか。……っ、貴様は! バカかっ! いやだ、やめろ……っ、やめ……っ、うわあぁ!」
 押し当てられた無機質な物に、羞恥よりも恐怖が上回った。
 昴が身も世もなく喚いて暴れると、出口に向かい立ち去ろうとしていた新次郎が、足を止め振り向いた。
 知識がないなりにもすぐに事態を察したらしく、血相を変える。
「な、何してるんですか! やめて下さい、サニーさん! 昴さん、嫌がってるじゃないですか!」
「……っ、大河は黙っていろ! さっさと出ていけ!」
 ここ数日、ふと沸き上がっては己を支配する苛立ちがまた襲うのを感じ、気づくと昴は怒鳴っていた。
「で、でも……!」
「君って男は……」
 昴は奥歯を強く噛み締め唸った。
 自分の悲鳴に新次郎が振り返った瞬間、サニーサイドの狙いがすべて分かってしまったのだ。
 案の定、新次郎の言葉を聞くとサニーサイドはあっさりと瓶の口を離し、しれっとした口調で言った。
「なら、大河くんが責任を取ってくれるの?」
「は……?」
 新次郎がきょとんとする。
「キミが挿れるか、ボクが挿れるかだ。……意味は分かるね」
 サニーサイドは身体をずらすと、開いた花弁がわざと新次郎の目に触れるようにした。
 彼は反射的にぱっと目をそらす。握った拳が震え、見る間に耳まで赤く染まるのが昴にも見えた。
「そ、そんなこと、いけませんです!」
「そうかい? キミだって、まんざらでもないんだろう?」
 視線で指摘されると、新次郎は馬鹿正直に股間を押さえて背を向ける。
「こ、これは……、違うんです。やめて下さい。ぼくには出来ません!」
「なら、これ突っ込んでもいい?」

168 :サニーサイド×♀昴&新次郎:13:2005/08/04(木) 23:45:46 ID:???
 サニーサイドは手で瓶を玩びながら、首を傾げて見せる。
「それもダメです! 絶対ダメです!」
 新次郎は、きつく目を閉じ頑なに首を振り続けた。
 ……埒が明かない。
 昴はひっそりと嘆息すると、意を決した。
「大河、……目を開けて直視できないほど、今の僕は醜いかい?」
 ……口調は静かに、声は甘く掠れさせ。表情は少し沈んだふうに。
 そう、これでいい。
「昴さん……」
 予想通りに、ぴたりと吸い寄せられるように、新次郎の視線がこちらを向いた。
「そんなこと……。昴さんは、きれいです」
 瞳は戸惑うように揺れているが、彼の言葉には偽りの響きがない。昴は微笑した。
「もし僕が嫌じゃないなら、そばへおいで」
「え……」 
 意外だったのか、新次郎は目を丸くした。
 だけど、と昴は続ける。
「もし嫌なら僕のことは気にしないで、立ち去ればいい。……我々のオーナーは、最初からこの茶番を仕組みたくて君を呼んだんだ。本気で僕を傷つける気はない。おそらくね」
 サニーサイドが小さく咳払いをするのが聞こえた。
「でも、ぼくどうしたらいいのか……」
「君の自由だ。だが、昴は忠告する。迷うくらいなら、よした方がいい……、と」
 企みがバレたところで、サニーサイドの思惑通りに事は進んでいた。彼は微塵もめげた様子はなく、スーツの上着を脱ぐとその上に昴を俯せに押しつけ、背後から足を大きく広げさせた。
「……、っ……」
「大河くん。女性を見たことがあるかい? もっとも、これは特別な花だけどね。東洋にはボクが見たことないような不思議な花が咲くらしい」
 サニーサイドは蜜を湛えた花弁の、その奥まで新次郎からよく見えるようにする。
 こくん、と唾を飲み込む音が聞こえた。昴は新次郎の視線が、もはや無遠慮に己を見つめているのを感じた。
 堪らなく屈辱的な状況でありながら、少なからず感じている己に気付き、唾棄したい思いだった。

169 :サニーサイド×♀昴&新次郎:14:2005/08/04(木) 23:47:03 ID:???
「大河くん、とりあえず脱ぎたまえ。替えの下着は貸さないよ」
「は、はい……」
 新次郎が、ぎくしゃくとした動作でベルトを外す音が耳に入った。
 首を捻って様子を伺うと、彼はちょうどズボンと下着を下げるところだった。予想外の興奮の渦中にあって、途中引っ掛かった性器は解放されると勢い良く頭を擡げた。
「ふうん……」
 昴が股間に視線をやると、新次郎は情けなく眉を下げ「すみません……」と小声で言った。
 だがサニーサイドが笑うのに気づくと、彼は子供のように口を曲げた。
「笑わないで下さい」
「いや、すまない。結構、キミもちゃんと男なんだと思ってね」
 サニーサイドは昴の髪に指で梳き、ねえ、と同意を求める。
 昴は答えなかった。
 ……彼は、香の効果を知らない。
 新次郎は、口元を手の甲で押さえ、自然と荒くなってしまう呼吸を必死で隠していた。際限なく沸き上がる欲望に戸惑いを隠せず、困ったようなすがるような表情でこちらを見るのだ。
「大河……」
 手足の自由が効かないので、視線で近くに寄るよう促す。新次郎は従順だった。
「甘い香りを放っていても、花はまだ蕾だ。優しくしてあげなさい」
 それを貴方が言いますか、とサニーサイドに言い返す余裕は、新次郎にはとうにないようだった。羨望にも似た眼差しが全身を這うのを感じた。
 新次郎は軍人にしては長い前髪を顔に落として、背後から性急に腰を寄せた。
 昴の腰を掴み、色付き口を開けて誘う部分に、昂ぶった先端を擦り付ける。
「……ぅ、……ん……」
 勃起したものはサニーサイドと比べれば華奢ながら、先端は鰓を張り出し、擦り付けられる度に硬度を増していくのが分かった。
 サニーサイドが制しなければ、彼は強引に押し入っていたかもしれない。
「言っただろう。これは蕾だ。もっとゆっくり」
「は、はい……」
 新次郎は理解しているのかいないのか、己のペニスに手を添え、小さな膣口に宛がうと、奥へ入るべく力を入れた。先端が蜜の潤みをまとい、浅く沈められる。

170 :サニーサイド×♀昴&新次郎:15:2005/08/04(木) 23:48:23 ID:???
「……、っ…んっ」
 指より太いものを、受け入れさせられるのは初めてだった。サニーサイドは、昴が望んでも指を増やすことさえしなかった。
 それが今、処女を散らす役目を他の男にさせている。誰でも良いわけではないだろう。昴が興味を引かれ、意識しないではいられない対象だ。サニーサイドは特等席でその一部始終を眺めて、ご満悦というわけだ。
「……ゃ、ぁア、……ん、ぅッ……」 
 狭い部分を押し広げられる感覚に、昴は眉を寄せた。膣口は十分に潤っていたが、道はろくに潜らないうちに狭くなって、異物を拒む。
 だが、新次郎は意外と強引だった。昴の尻を引き寄せるようにしながら、自らも腰をぐっと押しつけさらに奥へと潜り込ませる。道が開ける感触を覚えると、新次郎が微かに呻いた。
「っ、……!」
 裂かれた部分が擦れると、昴は漏れ出そうになった悲鳴を飲み込んだ。サニーサイドの手が顎を掴んだかと思うと、強制的に顔を上げさせられた。その瞬間の表情を見ようとでもいうのか。視線が合うと、彼は眉を上げてみせた。「気分はどうだい?」。語る瞳が疎ましかった。
 唐突に、身体が前に押し出された。
「……っ、ん……、待っ、……、大河!」
 だが制する言葉は、今の新次郎には意味をなさない。奥を目指して押し入る生々しい感覚に、伴う痛みを軽減しようと、昴は自ら足を大きく開く。
「…クッ…あぁっ……!」
 直後にずんと奥に突き当たった感触を覚える。例え見えなくても、己の入り口が浅ましく根元まで咥え込んでいるのが分かった。触れ合う部分が熱い。ヒトの体温は、こんなにも熱いものだったろうか。
「大河くん、中はどんな具合?」
「あ……、すごく狭いです。でも、柔らかくて、ぬるっとしてて……、ぼく、もう……」
 サニーサイドの問いに律儀に答えようとする新次郎に、昴は身体を強ばらせた。同時に、穿たれた内部が無意識に窄まる。 
「……ひゃっ……」
 唐突に中が締まると、新次郎は短く叫んで腰を引いた。だが、その拍子に彼は昇り詰めてしまったようだった。

171 :名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:58:47 ID:???
続き来てる!エロいなあ(*´Д`)

172 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:00:21 ID:???
大河・・・可愛い顔して・・・ww
続き期待しております!!

173 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:00:53 ID:???
(´Д`)ハァハァ (;´Д`)/lァ/lァ(*` Д´)//ア//ア!!


174 :サニーサイド×♀昴&新次郎:16:2005/08/05(金) 00:01:04 ID:???
 意表をつかれたのは昴だった。何の準備もないところに放たれた上、性急に楔を引き抜かれた拍子に浅い部分から精液が掻き出され、溢れたものが破瓜の血液と混ざり足の間を伝い落ちている。
 内部に亀頭だけ残して、新次郎は茫然とそれを眺めていた。だが驚いたことに、彼自身はすぐに力を取り戻して、また昴の奥を探ろうと動きだす。
「ぅふ、ッ……あっ、あっ……あぁっ……!」
 一度放ったことで余裕が出来たのか、それとも最後の理性までも手放してしまったのか、新次郎は昴の腰を捉えると一気に貫いた。
「……っ、ごめんなさい、昴さん……」
 声が聞こえたのは気のせいだったろうか。
 新次郎は己の精液を潤滑油にペニスで中を広げようと、腰を使って襞を何度も擦り上げた。
「あ……、あぁ、あ、……」
 次第に内部がほころび絡み付く抵抗が弱まると、新次郎はそれに合わせて腰のスライドを大きくしていく。
「アァッ、…は、っ……あっ、やめ、……は、っく…ァ、アッ…アァッ、…うぁ、あ…!」
 痛みがなくなったわけではない。だが、それさえ快感に変える、この行為の名はなんだろう。
 胸はサニーサイドの上着が敷いてあるとはいえ畳に押しつけられて、後ろ手に縛られて、自分はただ足を開いて楔を打ち込まれるいるだけの一方的な行為なのに、何故こうも我を失いそうになるのだろう。
「……んァ…ッ…っあ…イイ…っ…、っ……大河、たい、が……、ぁ……」
 快楽なら知っているつもりだった。
 だが、これは何だ。今、貪婪にねだる言葉を発したのは、本当に九条昴なのか?
 顔を上げると、サニーサイドが笑っていた。彼は昴の上半身を斜めにし髪を撫でると、小さな唇を指でこじ開け、己の脈打つペニスをくわえさせた。
「……ンくッ、…っン……っ」
 先刻より大きく固い。昴は、ようやく男の欲望を見た気がした。露わにされた雄の匂いを吸い込み、夢中でそれを口に含もうとすると、サニーサイドは喉の奥まで突き立てないよう腰を引いて、後は昴の好きにさせた。ぎこちない舌使いは、次第に貫かれるリズムに揃う。
「……っく、…ッ…ふ……」
 新次郎は、昴の吐息が甘くなる部分を、しばらく集中して擦る。抜き差しは休む事無く続けられ、腰を引くたび穿った内部が見え隠れし、吸い込まれるようにまた奥を突く。

175 :サニーサイド×♀昴&新次郎:17:2005/08/05(金) 00:02:49 ID:???
 尻を押し開くようにされると、繋がった箇所がひくつくのが分かった。新次郎は遮二無二腰を使った。荒い呼吸と湿った音が、肌を打つ乾いた音に重なる。室温までいくらか上がったように感じられた。
「うっ、ん…む、……ッ…、……っ…」
「っ……く……、昴さん、出します……」
 失敗をふまえたのか、新次郎は生真面目に予告した。
 直後、一際深く先端が子宮口を抉ると、内部に温い液体が叩きつけられるのを感じた。昴は放たれる衝撃に促されるようにして達した。目の眩むような終わりなき余韻に、軽く意識を手放す。
 サニーサイドはそれ以前にペニスを引き抜くと、手早く自分で処理したようだった。昴が気づいたときには既に着衣を整えて、「顔に欲しかったかい?」などと笑って見せた。
「あのう、昴さん」
 ようやく思考力がよみがえった頃、新次郎がおずおずと言った。
 痺れる下肢をかばいながら身を起こし振り返ると、新次郎が腕を縛る腰紐を解いたところだった。
「何……」
「今度は、前からしてもいいですか?」
 予想を遥かに飛び越えた言葉に、昴は僅かに目を見張った。見ると、彼の性器は未だ萎えてはいなかった。

176 :サニーサイド×♀昴&新次郎:18:2005/08/05(金) 00:04:22 ID:???
「だって、ぼくキスもしていないし、顔も見られなかったし。昴さんの声、もっと聞きたいし」
 昴は考えるより先に、新次郎の首筋を狙って手刀を放つ。だが、新次郎は軽くそれを受けとめてしまう。意識が朦朧としているとは言え、彼に手加減は失策だった。
「あっ、足袋を脱がせるのを忘れていました」
 今さら気づいて言うと、新次郎は昴の足から足袋を抜き取り、白い足先が裸になると親指の先に口付けた。
 えへへ、と照れ臭そうに笑い、新次郎はそのまま昴に覆いかぶさる。
 「若いっていいねぇ」などと嘯きながら、サニーサイドも全くリタイアする気配はない。
 昴の視界の端に、九谷焼きの香炉が映った。
 饗宴は続くらしい。
 昴は思った。すべて、この香のせいにできるだろうか、……と。


  その頃のワンペア。
「プラムぅ、サニーサイド様たち、まだ遊んでるみたいだよー」
 障子の隙間から部屋の様子を伺うと、杏里が何を目撃したのか頬を染めて言った。どれどれ、とプラムも中を覗く。
「あら、タイガーも来てるのね。ねえ杏里、いっそあたしたちも、仲間に入れてもらっちゃいましょうか。二人だけじゃ、つまんないでしょ?」

 ……来る者は拒まず。ここはパラダイス。


177 :133:2005/08/05(金) 00:07:28 ID:???
長くなったスマン。

サニーが昴とはまた別次元で好き過ぎて、
ここはパラダイスのサニーパート聞く度にそこはかとない胡散臭さににやにやしてしまう。

自分、遅筆なんだけど、また何かできたら持ってくるよ。

178 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:08:13 ID:???
>133
GJ
ワクテカして待った甲斐があったよ
ありがとう萌えた、エロかった

179 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:09:35 ID:???
超GJ!超乙!
リアルタイムで読めて幸せだった・・・・

180 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:10:03 ID:???
なんつーエロさ(*´Д`)ハアハア
巴里小説の続き書かないで萌えてしまったよ。

181 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:11:54 ID:???
GJ!!もうほんと、ここは神々のスクツですな!!
はぁ〜たまらんよ(;´Д`)ハァハァ

ところでみんなが輝く星座で盛り上がってる中、まだCDを買えないでいる自分は
オムニバスに入ってた小林朋子の「恋に落ちて」という古い曲を聴いて
素直になれない昴を連想する程の末期ですよ。昴フィルターかかりすぎだ_| ̄|○
ちょっとガンダーラでも探してくるわ。

182 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:12:47 ID:???
読んだ。エロ杉ハァハァ
サニー×昴好きになりそうだ

183 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:17:33 ID:???
GJすぎて悶えた(´Д`)ハァハァ
ついでに新次郎もGJw
エロい、エロすぎる
むしろ自分も仲間に入れてホスィ
自分もプチミント×ふたなり昴投げ出してリアルタイムで萌えてしまったよwww

184 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:27:49 ID:???
GJ!GJ!(*´Д`)ハアハア
なんかもう昴萌え通り越して
サニー萌えになっちまった自分ガイル・・・

185 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:27:57 ID:???
いいな・・・超GJ!
サニーいいな!言葉攻めサニーたまらん!
淫乱昴タンwwww

186 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:31:20 ID:???
すげえエロスwwwwwww流石サニーというか何というか
やることなすこと変態で、ちょっと粋にすら思えてきたw
次回作も期待してます

やばいなー、この余韻を壊したくない…でも眠くなりそうだから
あと1時間くらいしたら、ちょっとだけ投下させて。

187 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:38:57 ID:???
>>186
超待ってます!それまでおきてます!

188 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:41:56 ID:???
>>186
俺も正座して待ってるよ、全裸で

189 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:57:45 ID:???
>>133
超神!和エロス!すっごいすっごい良かった!心の底からGJ!
次のサニーはどんなサニーだろうw
もうホントこのスレ最高


190 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:03:55 ID:???
>>133
GJ!!テラエロスwwwwww
すげぇ淫靡だ。たまんねぇ…
>>186
俺も正座して待ってる。全裸で。

191 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:25:28 ID:???
ちょwwwwwwwwwwwwwwwまた神降臨wwwwwwwwwwwwwwwww
ワンペア萌えな上、サニー×昴に密かに萌えてた俺にはマジたまらんww
心からGJ!!

…他の職人達にも期待してんぞ|∀゚)+

192 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:34:44 ID:???
一時間経って熱いのが好きなくせに、やる事はヌルい俺が来ましたよ。

ソフト昴×新次郎のようなものだと思って欲しい。その割には昴が女の子っぽ過ぎるけれどorz
今回は3レス目が書いててちょっとだけ後悔する程度にキモめの仕上がり。
本格的にキモクなるのもどうかと思ったので、表現は控えめにしたつもりですが。
3レス目だけで一応一段落しているので、飛ばしても全く意味が通らない…って程ではないはず。
あと、ロリ路線入りだと思う。

前回の話。
>>118-121

193 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:35:25 ID:???
そして昴さんはぷいっと顔をそらして、首までお湯に浸かってしまう。
これはもしかして、す……『すえぜんくわぬはおとこのはじ』というもの
なんでしょうか、大神叔父。
据え膳と言うよりは、自分で「ご飯盛ってください。しかも特盛りで。」と
言っていたような気もする。


「背中、流すよ。」
手桶を持って湯船から上がる。牛乳色のお湯に隠れていた肌もやっぱり白くって、
もしかしたら牛乳はゆっくりと体に染み込んでいくものなのかな、なんて思った。
昴さんはどこもかしこもつるつるで、お湯が玉になって滑り落ちていく。
ふとももを伝う白い滴から、一昨日の晩を連想してしまう。

ザバ―――ッ

「わひゃあ!?」
「じっと見つめないでくれないか。」
「えへへ……。」
しょうがないよ、だって好きなんだから。

シャンプーの泡が髪に乗る。
「新次郎の髪、やわらかいよね。」
ツボを押しながら、丁寧にもみこんでくれる。自分で洗う時はついツメを立てて
ガシガシひっかくように洗ってしまうんだけど、今度僕が昴さんにシャンプーを
する時が来たら、今の感触を思い出しながら洗おう。

泡を流して、リンスも終えて、いよいよ体。しゃくしゃくと石鹸を泡立てる音が
聞こえる。僕は断然ナイロン派だけど、この家には綿のボディタオルも置いてある。

194 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:36:10 ID:???
「背中を流してもらえるなんて、まるで夫婦みたいですね。」
「ふふ、そうかな……うん、そうかもね。」
しかも少し亭主関白っぽいシチュエーション(しかもあの昴さん相手に!)で
ちょっと燃える。
「新次郎……。」
熱っぽい息が首筋にかかる。………!!!!
「すすすすすすすすすすsssssssssssssssssssssぅっ…!!」
ドクン、と大きく血がめぐる。この感触って、まさか!
『まさか』を裏付けるように、くくっと笑い声がする。
「すばるさん!な、何やってるんですかっ!!?」
「分かってるくせに…んっ……言っただろう、背中を流してやる、と……。」
小悪魔のウィスパー!
背中に昴さんのささやかな……というより、まるで少年のように未発達の
胸板がゆっくりとこすりつけらている。
その中でも「ぷにょっ」とか「ふにっ」という類の、少女らしい弾力も感じられて
ぼくを翻弄する。
「はぁ……ん」
満ち足りたようなため息をもらして
「そんなに緊張しなくてもいいよ。君のそういううぶなところも、大好きだけどね。」
だなんて!ああ、一体このどこが『亭主関白』だと言えるか。
コリコリにかたくなっている乳首も強く押し付けられて、僕を刺激する。
いや、僕だけじゃない。性感帯を使って背中を洗っている昴さんの方こそ……。
泡の音、肌のふれあう音、僕の吐息、昴さんの吐息。そして、時折響く『ぴちゅ』
という粘性の水音!
「昴さんだって…感じて、濡れてるじゃないですか……!」
一瞬、動きが止まる。動揺させた?
「当然だよ。好きな人と肌を重ねて感じない体じゃ、ないからね。」
心底楽しそうに言葉をつむいだくちびるが、ぼくの耳をかすめて頬に辿りつく。

か……かなわない!!

195 :地雷:2005/08/05(金) 01:37:01 ID:???
「さ、そろそろ前も洗おうか?」
指先が伸びてくる。ついさっきまでは凍ってしまいそうな程冷たかったのに、今は
もうあたたかく、健康的なピンクになっている。
うっとりと「この背中は、僕のもの」なんてつぶやくから、嬉しくって今すぐここで
押し倒してしまいたくなる。当の昴さんにぎゅっと抱きとめられているから身動きが
とれないんだけれど。
抱きしめられながら、背中にぺっとりと張り付く胸の存在を「もっと感じていて」と
言われているような気がした。

昴さんの手がぼくの胸をまさぐる。何だか、変な気分だ……満ち足りている
ような、全然足りないような。
「いつも君、僕のことこんな風にしてるんだよ……。」
乳首をつままれて、こね回される。こ、これは何だか……
「どう?」
やばいかも。腰が浮いてしまう。倒錯する立場が思考を奪い去っていく。
まるで飽きたように、ピンとはじかれる。電流が走ったようなしびれを感じ、
電流は股間へと流れていった。それを追うように手が這う。
だけど期待に反して、ゆるく泡をなでつけるばかり。
もしかして、ためらっているのだろうか。
「昴さん、前も洗ってくれるんじゃないんですか?」
ためらいがちにつつつ、と指先で触れてくる。もう少し……。
「ちゃんと洗ってくれなきゃ駄目ですよ……だって、昴さんのなかに、入れるんですから。」
「フフフフ、そう来たか。」
ようやくぼくのものに手が添えられ、そのまま上下にスライドされる。
「案外強気に出たね。てっきり泣き言みたいに懇願してくると踏んでいたのにさ。
……そういうの、」
燃えるよ、と頬に触れたくちびるから伝わる。
「きれいに洗ってあげるよ。」
袋の法もやわやわと、でもまとわり付くような指遣いでくまなく洗われていく。
重さを量るように持ち上げられたりして、なんだか恥ずかしい。

196 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:37:45 ID:???
ゆっくり、そして確実に導かれていく。
「す…昴さんっ、もう……!」
このまま、昴さんの手の中で!
「……そうだね"もう"いいか。」

ざば―――――――――――――っ


「へっ!!!??」
何が起こったか認識できないでいる内に、もう一度お湯があびせられた。
「ど、どうして!!?」
「どうして、って……"もう"十分きれいになったよ、ね。泡を流さないと、
湯船にはつかれないよ。」
しれっと言い放つ。また、ぼくは昴さんの手のひらの上で踊っていたのか!?
泡を流す昴さんは笑いをこらえ切れないようで、目の端をぬぐっている。
ぼくだって、こらえ切れないという点においては同じだ。
もう、このまま組み敷く!!
「昴さんっっっ!!!!」
振り返って覆いかぶさる!
しかし、風に舞う粉雪のようにくるりとかわされてしまい、僕は尻餅を
ついたあげくに手桶でもって頭をコンっと叩かれてしまった。
「滑るからあぶないよ。」

「いや、まだ駄目ですよ昴さん!」
ゆっくりと振り返った昴さんは、いぶかしげに僕を見下ろす。「女々しいよ」
と言う風に。自分は散々楽しんだのにずるいよ。
そう、自分だけなんて不平等なんだ。
「今度はぼくの番です。」
このままでは終わらない!

197 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:39:17 ID:???
今回はここで放置プレイに入ります。あと4レスくらいで、一応話は纏まる予定。
3レス目の部分「キモイな」と思った人はごめん。俺もちょっとキモイと思ってるからおそろいだよ。
しかし書けば書くほど神々との差を痛感する…楽しく読みながら学ばせてもらいます。

どこもかしこもつるつるっていうのは、おっぱいがつるつるってことです。下もつるつr
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
                       ̄ ̄

198 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:41:14 ID:???
続きキタ─wwヘ√レvv(゚∀゚)─wwヘ√レvv─ !!!
お前本当にSS初めてなのかよww普通に良いぞww
そしてまた放置ww

>>197
ちょwwwまwww
…パイパン(゚∀゚)人(゚∀゚)スジマン

199 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:51:56 ID:???
なにこの神が大量に降臨するスレ。
みんな


       _、_      グッジョブ!!
      ( ,_ノ` )      n
   / ̄     \    ( E)
  / /フ     /ヽ、 ヽ_//
  ヽ_(ミ)   ノ   ヽ .ノ
    (  .  ヽ
    丿 /♂\ \
   //    ヽ ヽ、
 //       〉 /
.(、く、       / /
 ヽ_つ     (__`つ


200 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:12:14 ID:???
>しょうがないよ、だって好きなんだから。
でほのぼのしてたのに萌え展開に・・・!!超GJ!!
こういう小悪魔昴タン最高・・・wwww

201 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:12:18 ID:???
待った甲斐があったw
でも恒例の放置プレイwwwwwwwwwww

202 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:26:12 ID:???
>>197

ソープキタコレ
GJ!昴も新次郎も楽しそうなラブラブでイイ!!
俺はこういうの大好きだぞ!続き楽しみに待っているよ!

しかし和服で艶もあれば お風呂でラブラブもあり 巴里のゲスト出演もあり
このスレは色んな昴に会えてイイな 神々方に感謝だよ

203 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:41:38 ID:???
新次郎×女昴絵投下。パスはrで始まる10文字。
ttp://www.uploda.org/file/uporg163324.jpg.html

エロくなくてすまん。

204 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:50:56 ID:???
ロリっぽい絵柄モエス(*´Д`)
GJ!

205 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:50:56 ID:???
>203
うおおおおおおおおおおおっ!!
GJ!! マリガトン

十分エロいよ(*゚∀゚)=3

206 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:52:30 ID:???
うへ、パスが分からん
ランダムスターか?

207 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:57:20 ID:???
俺もパス分からんorz
ヒントキボンヌ

208 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:00:43 ID:???
おまえら本当に昴萌えなのかと…5話やり直してこい!

209 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:15:34 ID:???
前スレといい今スレといいここは神が多いなぁ。
色々な昴を拝めて楽しいです。
職人さん達お疲れ様です。

サニー×昴とかこのスレ見るまでは考え付きもしなかったが書きたくなったよ。
とりあえず数日前からちまちま書いてたSSが一応形になったので
あまりエロくないんだがせっかくなので投下してみる。

ED後のバレンタインの昴と新次郎の話という感じで。
昴の性別はやや女よりだか性別:昴
最後が微妙な以外はエロくないです。

少しでも楽しんでくれれば幸い。

210 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:17:02 ID:???
「大河くん、ごめんなさいね。貴方までつき合わせちゃって」
唇に悪戯っぽい笑みを浮かべながらラチェットは、新次郎を振り返る。
絶世の美女と評されたクレオパトラを演じた時の衣装に身を包んだラチェットは
その名に恥じぬ女神の如き美しさだ。
「い、いえ…ラチェットさんが謝ることじゃないですよ」
そんなラチェットに微笑みかけられて照れつつも、自分の着ている衣装を顧みて
やや引きつった笑顔のまま答える新次郎の内心は複雑だ。
何せ、プチミント姿なのだから。
「昴は言った…大河、鼻の下が伸びているぞ、と」
「す、昴さん!僕は別に…」
横に居るマダム・バタフライの衣装に身を包んだ昴の冷たい言葉に慌てて昴の方を見ると
案の定、冷ややかな視線が新次郎に向いていた。
そして、目の合った瞬間にぷいとそっぽを向いてしまう。
こうなってしまった昴は、大抵しばらく口を聞いてくれない。
(あああ…)
今日は恋人達の記念日と呼ばれるバレンタイン・デー。
なのに何で自分はこんな事をしているんだろうと思うと新次郎は内心泣きそうになった。
昨日までは昴とどうやって過ごすかを楽しみにしていたのに。


2月14日、バレンタイン・デー。
日本人である新次郎は知らなかったが欧米では親しい人の間で
お互いがカードや花束、お菓子などをプレゼントし合う日らしい。
当然、表では人気スターである星組の隊員達にも数日前から山のようなプレゼントが届いている。

「せっかくだしお客さんに感謝を込めてプレゼントを返そうじゃないか」
というサニーサイドの提案で今日は公演の代わりにシアターにプレゼントを持って訪れた人に
星組隊員が一輪のバラの花をプレゼントし返す日になったのだが。
「衣装はどうしましょう、サニー」
「ん〜…どうせなら女性から貰う方がいいんじゃない?」
ということでそれぞれが女性役を務めた舞台衣装をメインに着ることになったのだが…
ふと思いついたようにサニーサイドはにやりと笑って新次郎にこう言った。
「どうせなら大河くんも参加してくれよ」
「へ、ぼくもですか?」
「うん、プチミントへのプレゼントも届いてるからね。君からプレゼントを欲しい人もいるだろう」
待ってください、と新次郎が言おうとする前に
「新次郎!頑張ろうねー」
「お、いいじゃないか。久しぶりにプチミントが見れるのか」
「しんじろーも一緒なのか?リカも頑張るぞーくるくるくるー」
「大河さん…よろしくお願いしますね」
「昴も賛成する…客が喜ぶのであれば、その方がいい」
と、反論出来ぬ雰囲気になってしまい、素直に承諾するしかなかったのだ。

211 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:21:05 ID:???
急に決まったこともあってそれからの日々は大忙しで連日帰りも遅く、二人きりになる時間すらなくて。
ファンサービスが終わった後にでも一緒に過ごさないかと昴に言おう言おうと思ったままとうとう当日になってしまった。
それでもプレゼントだけはなんとか用意したものの、相変わらず誘うきっかけが掴めない。
その上この始末。


「ありがとうございます。これをどうぞ」
バラの花を渡しながら微笑む昴をちらりと横目で盗み見る。
ラチェットのクレオパトラ姿も綺麗だと思ったが昴のマダム・バタフライ姿もやっぱり美しい。
こうして見ると女性にしか見えないのだが…未だに昴は自分の性別を教えてくれない。
性別がどちらであっても自分の気持ちが動かない自信はあるが、昴はどう思っているのか。
考えてもキリがないのだがどうしても考え出すと止まらない。
「大河」
「は、はいっ」
「ぼーっとするな、ほら客が待っているぞ」
「あ…」
昴に言われて目の前をみると若い男性がプレゼントを差し出している。
「ありがとうございます、これをどうぞ」
すぐに新次郎は営業スマイルを作り、男性からプレゼントを受け取るとお礼にバラの花を渡す。
男性は喜んでバラを受け取ると握手を求めてきたのでそれにも快く応じる。
…嬉しそうに去っていく背中が羨ましい。
好きな相手にプレゼントをしてプレゼントを貰って。
すごく簡単な事のはずなのに、何故だか今の新次郎には遠い世界のように感じられた。


「ありがとうございました〜」
「またね〜ん」
ワンペアの二人が扉を閉めて、長かったファンサービスが終わる。
朝から始めて既に夜の6時を回っている。
一応、途中に休憩は貰ったものの、ある意味舞台より大変かもしれない。
そんな事を考えつつ、新次郎はふーっと大きなため息をつく。
さっきまでは緊張してたせいかあんまり疲れてる感覚がなかったが、終わったという安堵からか一気に気が抜けた気がする。
そしてもちろん忙しくて昴に話しかける暇すらないままこんな時間になってしまった。
「お疲れ様、大河くん。さぁ、着替えましょう」
「ラチェットさんもお疲れ様です。はい、わかりました」
「お疲れ、新次郎」
「可愛かったぞ、久しぶりのプチミント」
「しんじろー可愛かったぞーいししししー」
「ええ、本当の女の子みたいで…ふふふ」
新次郎の肩をぽんと叩いてラチェットやジェミニ達は楽屋へと消えてゆく。
大道具部屋を更衣室代わりに使っている新次郎も着替えに向かおうとした瞬間
「…大河」
裾を掴まれて振り向くと一人残っていた昴が新次郎をその切れ長の瞳で見つめていた。

212 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:22:09 ID:???
…何だか睨まれているようなやたら真剣な面持ちだ。
また、自分は何か昴を怒らせるような事をしただろうか、と新次郎は不安になる。
だが、幸いというか辺りには誰も居ない。誘うなら今かもしれないと思い切って口を開こうとした時
「昴さん、あの…」
「昴は言った…大河はこの後の予定はあるか…と」
「え…それって」
思わず驚いて即座に返答を返さなかったのを昴は勘違いしたらしい。
「…もう、あるのかい?」
形の良い眉を顰めてもう一度聞き返す。
「いえ、ありません!ありませんよ!」
首を振りすぎて思わずかつらが取れたのも気にせずに新次郎は必死に首を振る。
「そうか…良かった。じゃあ…後で僕の部屋に来てくれないか」
「はい…!」
「それじゃあ…僕も着替えてくるよ」
新次郎の答えに満足したのか硬い表情を崩し、いつもの澄ました表情に戻るとくるりと踵を返し、昴は行ってしまう。
(もしかして…昴さんもぼくを誘おうと機会をうかがっていたのかな)
そう考えると途端に心に羽が生えたかのように軽くなる。
怒っていたように見えたのも照れ隠しだったのかもしれない。
良くも悪くも新次郎は落ち込みやすく立ち直りやすい前向きな性格なので、さっきまでが嘘のように幸せだった。
「よーし!早く着替えて帰るぞー」
プチミント姿のまま叫んで駆け出す。
着替えたら即行で家に帰ってシャワーを浴びてプレゼントを持って昴さんの部屋に行こう。
二人で一緒にディナーを楽しみながらゆっくり過ごして…。
プレゼント、昴さんは喜んでくれるだろうか…。
既に新次郎の頭の中はその事で一杯で、ジェミニも真っ青の妄想が繰り広げられていたが

そうは問屋がおろさなかった。

「ふぅ…さて、帰るか。その前に皆に挨拶をしないと」
最後に皆に挨拶をしようと入り口が半開きになっている楽屋に顔を出すと
「みんなお疲れ様〜。いやぁ、大好評のようでよかったよ。さぁ、打ち上げと行こうか」
「……」
サニーサイドの明るい声が聞こえてきた。
「あ、大河くんも来たんだね。これでみんな揃ったな」
「きゃふ〜ん。料理はもう用意してあるわよ〜。たくさん食べてね〜」
「みなさん、お疲れ様です。では、屋上へどうぞ」
…とてもじゃないが帰ると言える雰囲気ではない。
すがるように昴を見ると昴も肩を竦めながら目で「仕方ない」と言っている。
一刻も早く昴と二人きりになりたかったが、一体何時に帰れるのやら…と新次郎はこっそりため息をついた。


「新次郎!どうしたの、浮かない顔しちゃってさ」
「あ、ジェミニ…」
適当に料理をつまみながらシャンパングラスを片手にうろうろしていた所をジェミニに背中を叩かれる。
「疲れた?今日は本当立ちっぱなしだったもんねー。ボクも足がガクガクだよ」
「そうだね、朝からずっとだったもんね」
ジェミニと話しつつも頭の中はどうやってこの場を抜けるかばかりを考えて、目線は昴ばかり追っていた。
視線の先の昴は新次郎の視線に気付いているのかいないのか、ダイアナと歓談している。
(昴さんは…早く二人きりになりたくないのかな)
そう思っているのは自分だけなのだろうか。
昴の表情はいつも通りでそわそわしているのは自分だけに思えてくる。
かといってこの場を昴と二人で抜け出すいい手立ても考えてみたが、良い方法が思いつかない。
「…じゃあ、ボク飲み物取りにいってくるから」
「ああ…いってらっしゃい、ジェミニ」
手を振りながらジェミニはたたっと駆けていく。

213 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:23:02 ID:???
それと入れ替わるようにしてダイアナと話していた昴がこちらに近づいてきた。
「大河。あまり食べていないようだが、食欲がないのかい?」
「いえ、そういうわけじゃないんですけど…」
約束の事などおくびにも出さずにっこりと昴は微笑む。
「そうか。ならいいんだが……っと」
昴の持っていたシャンパンのグラスが手から滑り、ぱしゃんと泡を弾かせて新次郎の服にかかった。
「うわっ…」
「おや、すまない。手が滑ってしまったようだ。悪いね」
昴はそう言ってすっとハンカチを出すと新次郎の服にあてる。
しかし、悪いね、と言ったその顔はかすかな笑みを浮かべていた。
(まさか…昴さん)
「新次郎、大丈夫かい?」
「すばるー、おっちょこちょいだなぁ、もう」
疑問を口に出すより前に、グラスが地面に倒れる音を聞いて周りの人々が集まってくる。
「あ、はい。ぼくは平気ですけど…」
「すまないな、大河。…着替えた方がいい、風邪を引くよ」
「…でも、着替えどうするの?」
「僕のを貸してもいいけど、大河君には大きいだろうしねぇ」
「衣装なら、あるじゃないか。大河にぴったりなのが」
首を傾げる人々をよそに、昴は新次郎をからかう時特有の、婉然とした笑みを浮かべた。


「…じゃあ、ぼくにこの姿のまま帰れと…」
「ごめんなさいね、大河くん…。コートは貸してあげるから」
「大河さん。染みになるといけないからこれは洗っておきますよ。感謝してくださいね」
ラチェットや杏里の優しい言葉に礼を言う気にすらなれず
がっくりと肩を落とすとかつらから垂れる長い金髪が新次郎の顔を覆う。
やっと着替えたと思ったプチミントの衣装に再び逆戻りだ。
当然、かつらつきで…。
しかし、新次郎の着替えている間にお開きになったらしく
着替えて屋上に戻ろうとする前に既にほとんどの人間は下へ戻ってきていた。
「じゃあ、帰ります。お疲れ様でした」
「お疲れ様〜新次郎」
「襲われないようになー」
「バイバイ!しんじろー」
「大河さん…気をつけて帰ってくださいね」
サジータの台詞に、新次郎の背中に嫌な汗が流れる。
確かにこの格好だとちょっと自信がない…。


「そうだね…僕のせいだし、大河は僕が送っていくよ」
「へ?」
「不満かい?」
「いえ、お願いします…」
「じゃあ行こうか、大河」
新次郎は「どうしてそんなに嬉しそうなんですか昴さん…」という言葉を飲み込んで、昴と共に歩き出した。

214 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:24:19 ID:???
「昴さん」
「何だい?」
「さっきのは…わざとだったんですか?」
「大河、見てご覧。星が綺麗だよ」
そう言って昴は夜空を見上げる。
しかし新次郎は膨れっ面のまま昴に詰め寄った。
「昴さん!」
「だって、一時でも早く、君と二人きりになりたかったからさ…」
昴は歩いていた足を止めて、新次郎の手をそっと握る。
潤んだ瞳で、新次郎を見つめながら。
「す、昴さん…」
予想もしてなかった昴の行動に、新次郎は思わず息を呑む。
昴の手は冷たかったが、その分かすかに感じるぬくもりがリアルに感じられた。
「…とでも言えば満足かい?」
一言前とはまるで別人のように冷たく言い放たれて、新次郎はぽかーんと昴を見る。
昴は新次郎の手を離し、扇子を口に当てながらくくっと笑った。
「ひ、ひどいですよ…本気にしたじゃないですか」
「さぁね。本気かもしれないよ。まぁ、僕も疲れてて早く帰りたかったしね」
昴の天邪鬼な態度は慣れているとはいえ、表情、声、仕草まで完璧に演じるのでいつも新次郎は騙されてしまう。
「さて、着いたよ。じゃあ僕は部屋に帰っているから…」
「あ、昴さん」
すぐ着替えるから中で待っててくれ、と言う暇も無く昴はすたすたと歩き出してしまった。
(…まぁ、昴さんなら襲われても撃退できるだろうけど…)
プチミント姿とはいえ男の自分だけが送ってもらうというのもなんだか心にひっかかるが。
(考えても仕方ない。えーい、とにかく早く着替えて昴さんの部屋に行くぞ!)
部屋に戻るとプチミントの衣装を脱いで軽くシャワーを浴びて普段着に着替える。
「…昴さん、喜んでくれるかな」
テーブルに置いたままのプレゼントに目をやり、手に取る。
そして昴のホテルに向かって一目散に駆け出す。
走りながら、夜空を見上げると夜空に輝く星々も自分を応援してくれるかのように瞬いていた。

215 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:25:05 ID:???
「すいません、昴さんに会いに来たんですけど…」
「お待ちしておりました、九条様がお部屋でお待ちです」
ウォルターにエレベーターまで案内され、もう何度も訪れた昴の部屋まで向かう。
コンコン、とノックをすると中から足音が近づいてきてカチャリと扉が開いた。
「やぁ…早かったね」
「走ってきましたから…って、昴さん。その格好…」
扉の中から現れた昴は以前、新次郎がコートと悩んで結局両方プレゼントした薄紫のワンピース姿だった。
「せっかくだしと思って着替えたんだが…似合わないかい?とりあえず、中に入るといい」
「い、いえいえ!とっても似合ってます。…お邪魔します」
何だか妙に腰が低くなりながら新次郎は昴の部屋に入る。
昴の部屋はいつ来ても特有の香りがして、鼻の奥が痺れるような感じがする。
まるで昴に包まれているような。
「…?どうしたんだい、座りなよ」
しかし、入ったものの突っ立ったままの新次郎に首をかしげる昴に
「あ、昴さん…その、これ…ぼくからのプレゼントなんですけど、受け取ってください」
そう言って新次郎は後ろ手に持っていた花束を差し出した。
決して豪華ではないけれど、新次郎が心を込めて選んだプレゼントだった。
昴は予想もしていなかったのか、驚いたように目をぱちぱちさせている。
「……これを、僕に?」
「はい」
昴の目線がしばし新次郎と花束を交互に行き来し、やがて
「昴は言った…新次郎、とても嬉しい。ありがとう…と」
ほんのりと頬の桜色に染めておずおずと花束を受け取った。
「昴さん…」
その仕草に新次郎もほっとしたように頬を緩ませる。
こんな表情の昴が見れただけでも、必死に考えた甲斐があるというもの。
そしてふと気付いた。昴の自分を呼ぶ名が「大河」から「新次郎」に変わっている事を。
一時期、そう呼んでいてくれたときもあったのだが、「なんだか恥ずかしい」と言って
この頃は呼んでくれなかったのだ。
久しぶりにそう呼ばれると、何だかくすぐったいような気分になる。
でも、昴がそう呼んでくれるのが、とても嬉しかった。
「桔梗と薄紫のバラ…ブルームーンか。この時期によく手に入ったね」
愛おしそうに花束を見つめながら、昴は呟く。
「紐育で一番大きな花屋さんに行ったらあったんですよ。紐育は凄いですね」
「ふふ…どちらも紫色の花なのは僕をイメージして選んでくれたのかい?」
「はい、昴さんのイメージだったら紫色の花がいいかなと思って…」
それに、と新次郎は付け加える。
「桔梗の花は形が星に似ていたので…」
照れくさそうに言う新次郎に昴は穏やかに笑う。
「…新次郎。桔梗の花言葉は知っているかい?」
「え?わからないです、何なんですか?」
「それはね…」
昴は背伸びをして新次郎の耳元で囁く。
「変わらぬ愛」

216 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:25:51 ID:???
「え…え…」
耳元で甘い吐息と共に囁かれて、新次郎は耳まで赤くなる。
そんな意味があるとは知らなかった。
「てっきり知っててくれたんだと思ったけど、違ったのか」
「す、すいません。そこまで考えてなくて」
「いや、いいよ。普通は知らないものだと思うし」
それに、と昴は付け加える。
「新次郎がくれるものなら、昴は何でも嬉しい」
くるり、と花束を手に昴はかろやかに回る。
まるで舞台の上のように。
「…ありがとう、大切にするよ。今、飲み物でも入れるから、座っててくれ」
そのまま足取り軽く昴は花を活けにいってしまう。
新次郎は昴の言葉に従ってソファの上に腰掛けた。
流石ロイヤルスィートのソファ。
いつ座ってもふかふかだ。


「…お待たせ、新次郎」
そう言ってやってきた昴の持つトレイの上にはシャンパンとグラスが二つ、そして見た目も麗しいチョコレートが乗っていた。
「す、昴さん…またシャンパンですか」
さきほどの事を思い出し、思わず座ったまま後ずさってしまう。
「あははは…今度はかけたりしないよ。着替えも無いしね」
「…やっぱりさっきはわざとだったんですね!」
「あ…」
カマをかけてみたのだが、昴は悪びれた様子もなくあっさりと白状する。
「まぁ、いいじゃないか。僕はプチミントとデートが出来て楽しかったよ」
「ううう…」
トレイを机の上に置くと、昴は新次郎の隣に座っててきぱきとシャンパンを開けて新次郎と自分の分を注ぐ。
「昴さん、これってチョコレートですよね。1つずつ色や形も違って綺麗ですね」
新次郎は昴からグラスを受け取りつつも、目の前に置かれたチョコレートに目が釘付けだった。
紐育に来てから何度かチョコレートは食べたことはあるが、こんなに見た目も華やかで一つずつ形も違うのは初めてだ。
形もお団子みたいのもあれば星型、ハート型などもあり、色も白いチョコやパウダーのかかったものまである。
「ああ、これかい?新次郎は食べたことが無かったか。これはトリュフチョコレートと言うんだよ」
「へえ…美味しそうですね」
「ふふ、興味を持ってくれて良かった。これが僕からのプレゼントだよ。ここのシェフが作ってくれたんだ」
興味津々の新次郎を嬉しそうに見つめながら昴は新次郎の前にグラスを手渡す。
「とりあえず乾杯しよう。…そうだね、今日のお疲れ様を兼ねて、そして恋人達の記念日に」
「あ、はい…乾杯、、昴さん」
「乾杯…新次郎」
カチン、と小気味良い音を立ててグラスがぶつかる。
そのまま一気に煽ったせいか、少しむせてしまった。
「ごほっ…げほっ…」
「大丈夫かい?そんなに一気に煽らなくてもいいだろうに…全く、君って奴は」
苦笑しながらも昴は優しく新次郎の背中をさすってくれる。
(うう…情けない)
昴の言った「恋人達の記念日」という言葉に頭に血が上りそうになったなどとは言えない。
密室に好きな人と二人きり。
…どうしても発想がそうなるのは仕方のない事とはいえ。

217 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:26:35 ID:???
「…もう、大丈夫です。昴さん」
「そうかい?なら良いけれど」
「あ、チョコレート頂いてもいいですか」
必死に頭を切り替えようと話題を変える。
(平常心、平常心だ…新次郎)
「もちろんだよ。君のために用意したんだから」
そう言って昴は新次郎が手を出すより先に綺麗に並んだチョコレートの中から一つ選んでつまむと
「…さぁどうぞ、新次郎」
新次郎の口の前に差し出した。
「あ、ありがとうございます…」
まさか昴がそんなことまでしてくれるとは思ってもいなかったので
新次郎はやや上ずった台詞を返しながら躊躇いがちに口を開く。
チョコを口に入れる瞬間、舌先が昴の細く白い指を舐めるように触れた。
新次郎はぎょっとしたが昴は全く気にしていないようだ。
口の中でまるで淡雪のようにすぅっとチョコは溶けてしまう。
…後に残るのは昴の指の感触だけ。
チョコを食べさせて貰っているだけなのに何だか物凄く艶かしい気分がして
「味はどうだい?」
と昴に聞かれても
「美味しいです…」
と月並みな言葉しか浮かんでこない。
それどころか
「そうか、良かった。うん、相変わらずシェフの作るトリュフは美味しいな」
と昴がチョコつまんでいた指についたココアパウダーをぺろりと舐める姿を見てしまい、心臓が跳ね上がった。
(昴さんが…ぼくの唾液のついた指を…舐めた…)
キスは一度、二度くらいはしたことがないわけではないが
どうもそれ以上にいかがわしく感じるのはそろそろ酔ってきてるのだろうか、と新次郎は思った。
「…新次郎、顔が真っ赤だよ?酔ったかい?」
「い、いえいえ…大丈夫です」
「トリュフにはラムやキルシュなんかの洋酒も入っているからね。新次郎には…早かったかな」
足を組んで膝の上に頬杖をつきながら昴は挑発的な笑みを浮かべる。
「そんなことありません。このくらい、大丈夫です!」
「そうか。じゃあもう一つ食べるかい?」
そう言って再び昴の指がチョコをつまむ。
「い…いただきます」
恐る恐るチョコを口に含むがやっぱり昴の指を舐めてしまうことが気になって味どころではない。
そしてやっぱり昴は新次郎の唾液が気になるのかぺろりと指を舐める。
その度に新次郎は気が気ではない。
「ぼ、ぼくだけが食べるのも悪いですし、昴さんも食べませんか」
とりあえず気を逸らそうと今度は新次郎がチョコをつまんで昴の目の前に差し出す。
それも十分恥ずかしかったが、食べさせられるより食べさせる方がまだ恥ずかしくない気がした。
「…そうだね。…いや、僕はこれでいいよ…」
昴は、一瞬チョコに視線を落としたがすぐに新次郎に向き直り…その顔が近づいていたかと思うと
「……!?」
新次郎は唇を 舐 め ら れ た。
呆然とした新次郎の指からぽとりとチョコが落ちる。
「す、すすすすすすす昴さんっ!!」
「新次郎。チョコが落ちたぞ、勿体無い」
「わひゃあ!す、すいません」
慌ててしゃがんで机の下に落ちたチョコを拾う。
「すいません、せっかくぼくの為に用意してくれたチョコを…ぐわっ!」
そう言って机の下から出ようとした新次郎は、混乱のあまり机の角に頭をぶつけた。
目の前を星々が飛び交う。
「新次郎!」
「昴さ…ん…」
昴の声を遥か彼方から聞きながら、新次郎は意識を手放した…。

218 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 03:31:36 ID:???
長くてスマソorz

2月に桔梗があんのかよという突っ込みだけは勘弁してください。
花の色といい形といい花言葉といい、あとここには書いてないんだが
昴にぴったりなエピソードを見つけてどうしても桔梗にしたく_| ̄|○

一応、これはこれで完結っぽいんだが本当はこの後に
足フェチな新次郎が昴の足を舐めまわす、とか書きたいんだが
もし書けたらまた投下しにきます。

それでは新たなる神の降臨を待ちつつノシ

219 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 06:08:44 ID:???
>>218
「もし」なんてヒドス。続き死ぬほど待ってる(;;´Д`)

220 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 09:17:13 ID:???
朝っぱらから神作品ばっかりで(*´Д`)ハアハア

やはりこのスレこそが「虹の、虹の、虹の都さ!」ということかw

職人さんGJ!放置プレイの作品も楽しみにしてる!

221 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:51:39 ID:???
むはー可愛いSSが来てる(;´Д`)ハァハァ
新次郎可愛いよ。

この後キモイSSが来るわけだがw
巴里小説の続きです。

222 :悪魔と小悪魔:2005/08/05(金) 18:52:34 ID:???
初めて飲む最高級の美酒はここまで心地よく、理性を奪うものなのだろうか。
芳しい香りに身も心も奪われつつあるのを感じながらも、新次郎は止められずにいた。
(うへへへ・・・うへへへへへ・・・。なんだか気持ちいな・・・)
テーブルに突っ伏し出来上がっている新次郎に対し、ロベリアはまだ素面だ。
テーブルに肩肘を乗せたままゆっくりとワインを口に含む。
「たった三杯でギブアップかよ。大神隊長はもっと飲めたのに・・・。本当にアンタは子供だな」
ぴくっと新次郎の耳が動いた。
子供?それだけは否定しておく必要がある。
新次郎は頭の重いのを懸命にこらえ、顔を上げて言った。
「子供じゃありません!!ぼくはこれでも大人の世界に入ってますです!!」
ろれつの回らない言い方でなんの迫力もないが、なぜかロベリアは楽しそうに目を細めた。
(・・・ハハーン)
酒のせいだけではない艶っぽい眼差しで新次郎を見つめる。
確かにこの男のある部分は子供ではないかもしれない。大神にはなかった何かが、新次郎にはある。
そしてそれを与えたのが・・・昴だろう。
(隊長とグリシーヌの間には何もなかったようだが・・・。こいつらはとっくの昔に
ヤッててもおかしくないな。・・・これを使わない手はない)


223 :悪魔と小悪魔:2005/08/05(金) 18:53:50 ID:???
そうと決めるやロベリアの行動は早い。
「大河さーん、まだワイン飲むでしょ?お姉さまがついであげるわ」
おもむろに自分が使っていたグラスにワインを注ぎ、新次郎の近くにそれを置く。
与えられた誘惑物に新次郎は目を光らせそれを一気に飲み干す。
少し前までロベリアの一挙一動に過敏反応していた青年とは思えない、勢いのある行動であった。
「解ってくれましたでしょう?ぼくはこんなにお酒が飲めるほど大人なんですからね!」
「解ったわ。でも・・・」
「でも?なんですか!惜しまないでちゃんと言ってくださいよ!まるで昴さんみたいです!!」
期待通りの反応にロベリアはますます艶やかに微笑む。
へえ?昴もそうなのか。・・・詳しく、と言おうとしたが、新次郎の言葉はここでは止まらなかった。
「あんなにぼくに抱かれてる時は、ぼくのする愛撫一つ一つに反応してとっても素直で可愛いのに、
一旦手を離すとすぐにああなるんですよ!
ぼくは男なんだからいつでも主導権持ちたいのにいっ!!」

いつもの新次郎だったら人前では絶対言えない発言に、ロベリアは一瞬言葉を失った。
がすぐに気を取り直し、優しく新次郎の肩を擦ってあげる。
「抱かれてるってどういう意味なのかしら。お姉さま分からないわ」
分からない訳がない。
とぼけるロベリアを不審に思わないほど酔ってしまっている新次郎は話を続ける。
「そのまんまです。お腹とか胸とか手や唇で触ってあげると頬を赤くして歓ぶんですよ。
声だって本当甘くなりますし。こんな風に」
あぁ・・・!しん・・・じ・・・ろ・・・うっ・・・ふぅと
自分の名前を呼ぶ喘ぎ声のものまねをする新次郎。だが男の声で言っているので
かなり気色が悪い。
「・・・へぇ。あのつんつんした昴がねえ。・・・しかしあれ胸あるのか?
あんな子供体型の相手とよく実行できるな。・・・変わった趣味だねぇ」
あからさまなロベリアの挑発にそんなことないです!と新次郎は瞬時に反論をした。
「あれで十分です!おっぱいないのにすぐ感じてしまうのも、
うなじが弱点で舐めてあげるとアンアン高い声をあげて抵抗する全てが可愛いんですからねっ!!
うらやましいでしょ、ロベリアさん!!」

「なんでアタシが!? 」
思わずツッコミを入れてしまったロベリアだが自分達に向けられる
多数の視線を感じ取り、回りを見渡す。
今まで離れて酒を飲んでいた他の客の連中が、いつのまにか自分達の見物人と化していたのだ。
他人の目など気にしないロベリアでも、これはいくらなんでも恥ずかしい。が、
すでに酒で理性が壊れてしまっている新次郎の勢いは止まる所を知らない。


224 :悪魔と小悪魔:2005/08/05(金) 18:54:58 ID:???
「うふふふ。うらやまし過ぎて何も言えないのかな?
ぼくは巴里の悪魔と言われたロベリアさんに勝ったということでしょうか。
もしそうならあとは小悪魔の昴さんを完全支配するだけです!
昼も夜も、いつでもぼくに従う大和撫子に・・・!」

「・・・大和撫子?」

突然湧いて出た、冷たい一言。
テーブルの上に立ち上がり、腰に手を置いて高らかに叫んでいた新次郎の表情が、こわばった。
一気に酔いが醒めたような、真っ青な顔になる。
そんな新次郎に構わず、声の主は続ける。
「・・・残念ながら、僕は大和撫子にはなれないな」
声がどんどん近くなる。テーブルのきゅっとすれる音が生々しく耳に響き、
背には明らかなまでの人間の気配が感じられる。
それに加えて首筋に冷たくて固いものが押し当てられているのに気づき、
新次郎は息を呑んだ。

あの鉄扇だ。

「すすすすす昴さん!・・・いつからここに」
新次郎の背を掴み少しの抵抗も許さない視線のまま、昴は凄みのある笑みを浮かべる。
「・・・あれで十分ですのところからかな。・・・大河、これは買い物に付き合ってくれなかった僕への復讐かい?」
「はうっ!?断じて違います!ロベリアさんにワインを飲まされていつのまにか
口が勝手に・・・!!」
「ふーん・・・。君は身体の他に口も勝手に動くのか。・・・そんな君には・・・」
次に何の言葉が出るのか痛いほど分かる新次郎は、必死に謝りの意味を持つ言葉全てをまくしたてる。
しかしそんな言葉で許されるわけもなく。
「君には・・・しつけが必要だ!!」

はぎゃー!!と呻く新次郎の悲鳴と同時に鉄扇の撓る無情な打撃音が、一瞬バーを支配した。


225 :悪魔と小悪魔:2005/08/05(金) 18:55:49 ID:???
なんの感情も込められていない瞳で、昴は椅子を見下ろしていた。
椅子には気を失った新次郎が座らされている。
そしてその横には余裕のない表情をしたロベリアの姿があった。
すでに他の客は退散してしまっている。

「・・・ロベリア」

昴の一言に居心地の悪さを感じていたロベリアは彼女らしくない。
焦った目つきで昴を見た。
先程逃げようとしたものの、簡単に捕まえてきた昴。
こいつのやばさはマリアやレニ以上なのは長年培われてきた勘で察した。
くやしいが、なるべく穏便に事を済ませた方がよい。
「・・・なんだい?」
「こいつの言ったこと、全て他言に無用だからな。・・・分かってるな?」
抑揚のない声。もちろん、反論などしない。
「ああ・・・分かってるよ。あんな発言、聖職者のエリカや子供のコクリコ、
頭の固いグリシーヌや奥手の花火達なんかに言えやしないさ」
まだ残っていたワインに手を伸ばし、誤魔化すようにそれを口に含む。
・・・締まりのない味だ。

不意に昴は立ち上がった。まだ座ったままの新次郎の腕を掴んで、声をかける。
「おい新次郎。もう行くぞ」
「ふにゃあぁ・・・。・・・うーん可愛いですよ昴さん。だから手をどけて下さいな」
気絶のまま眠りについたのか。なんとも意味深な寝言を吐いている。
ロベリアは吹き出しそうになるが、すぐに睨まれ急いで口をつぐんだ。
肩を組み、新次郎の身体を起こして歩かせようとしている昴は終始無言だったが、
ロベリアへ背を向け際にこんなことを笑いながらつぶやいていた。

「・・・馬鹿。・・・あれはすべて二人だけの秘密だろ?」

そうつぶやく昴の横顔といったら。
今まで見たことのない艶な色に染まっていて、同性のロベリアでさえも
見惚れてしまいかねない美しさがそこにはあった。


226 :悪魔と小悪魔:2005/08/05(金) 18:57:28 ID:???
「・・・あ」

身長差のかなりある男を、ふらつきながらも抱え歩く昴を見送った後で。
ロベリアは大変重要なことを思い出した。
懐に入れた物―財布を取り出し、言葉にならないうめき声をあげる。
(・・・返すの忘れてた)
新次郎が大事そうに持っていた財布。おそらくこれはプレゼントだったのだろう。

・・・相手は一人しか思い当たらない。
(チッ。面倒なことになってしまったぜ。巴里の悪魔と言われたこのアタシが、
あんな小悪魔達に・・・振り回されちまうなんてな)
他の面倒な問題とも言うべき机に転がる数本の高級ワイン瓶を目にし、ロベリアは盛大なため息をつく他なかった。

Fin



227 :悪魔と小悪魔:2005/08/05(金) 19:01:33 ID:???
とりあえず巴里小説シリーズはこれで完結です。
でも誘惑に負けてエリカ編書いてしまうかもしれんが。

しかし自分の書く新次郎はなんでこんなに馬鹿なんだろうかorz

228 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 19:04:34 ID:???
小悪魔昴(*´Д`)ハアハア
職人さん超GJ!エリカ編も読みたい!

229 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 19:43:16 ID:???
GJ(*´∀`)b
昴のない乳のよさを力説する新次郎がよいです

230 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:21:37 ID:???
巴里職人キターーーGJ!!!
新次郎の腕の中だけでは可憐な昴たん(*´Д`)ハアハア
昴が好きすぎてアフォの子になってる新次郎にワロス
もう巴里視察っつうか、いちゃいちゃっぷりを見せつけに来たようなもんだなwww
どうぞ誘惑に負けてエリカたん編を描いちゃって下さい!激しく読みたい


231 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:28:32 ID:???
巴里シリーズおもしれえ!!このままエリカだけといわずにコクリコ、花火も
続けてくれないかな。たとえ時間がかかっても待ってるし。

232 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:59:47 ID:???
いやー、ほんとここの神が描く昴たんはみんなかーいーよぅ(*´Д`*)
無胸感度良好激萌!

233 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:59:37 ID:???
バレンタイン氏の昴の原作に似た思考回路に最高GJ!
甘くなりがちなパロで、いかにも昴がやりそうな小悪魔なことを見れて、まるでノベライズを読んでいる気持ちにw

もちろん甘いのも(*´Д`)ハアハア
週末職人さんの降臨を待つ

234 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:30:31 ID:???
プチミント×昴書いてみました

…ですが着衣で騎乗位がテーマなので
微妙に昴×プチミント風味で倒錯気味な気もしますww
キモいと思ったら回れ右でw
ちなみに昴はふたなり設定です
とりあえず前半を投下。

235 :プチミント×昴1:2005/08/05(金) 23:31:58 ID:???

「オッケーよんタイガー。お疲れ様」
プラムさんにそう言われてぼくはホッと全身の緊張を解いた。
プラムに指示されるまま色々なポーズ(しかも男が普通に生きていたらまず一生することは無いようなポーズばかりだ)を取っていたから精神的にも身体的にも何だか妙に疲れた気がする。
「プラムさんもお疲れ様です」
「あらあん、タイガーすっごくチャーミングだったからアタシはすっごく楽しかったわよ?バッチリ良いのが撮れたから出来上がりを期待しててねぇん」

去年に昴さんと何故か決闘することになってしまって、負けた代償にぼくは女の子の姿で舞台に立った。
ステージネームはプチミント。
勿論ぼくもサジータさん達も1回きりの出演のつもりでいた。
一応はとブロマイド用の写真も初めて着替えた時に撮られたけれど、そんなに売れるとは思えなかったし。
…ところが、プチミントは意外にも人気が出てしまった、らしい。
それを知ると黙ってないのはサニーさん。
儲かるならどんどんプチミントのグッズも出すべきだ、という訳でそれ用の写真をプラムさんに撮ってもらっている所だったのだ。
売店の杏里くんの証言によるとプチミントのブロマイドを買っていくのはぼくと同年代の男の子が1番多いけれど、それ以外にも広い層の男性が買っていくらしい。
同じ男として騙して申し訳無いというか、おかしな事に使っていないといいなぁ、とささやかに願うばかりだ。

「おや、もう撮影は終わったのかい?」
ようやくいつもの服に着替えようとしていた所をいきなり声を掛けられてぼくは思わず肩を跳ね上げる。
その声は耳に馴染んだ大好きな声で、でも今はちょっと聞きたくない声だったからだ。
「すっ、昴さん!」
「あらぁ、昴。残念だったわね。丁度今終わっちゃった所なのよぉ」
「それは残念。大河のモデルぶりを是非見学したかったんだけどな」
「あっ、あははは、じゃ、ぼくは着替えてきますんで!」
「あらあん、せっかく気合入れて可愛くしてるんだからもう少しそのままでいなさいよ。折角なんだから昴とデートでもしたらぁ?」
何だか好ましくない展開になりそうな予感がして慌てて着替えに行こうとした所をプラムの指が襟首に引っ掛かり引き止められる。
ううう…
「デ、デ、デートってその、プラムさんっ!」
「やぁね、今更隠す事無いでしょ?タイガーと昴の仲は公認なんだしぃ。遠慮する事ないわよ」
いや、遠慮っていうかその…
確かに紐育を救うため五輪曼荼羅を使う使わないでサニーさんにパートナーを選べと言われ、ぼくが昴さんを選んだのは誰もが知ってる事だけど!
それにデートって第一、ぼくは女の子の格好してるのにかなり表現がおかしいんじゃないか!?
プラムさんの言葉に何処から突っ込んだらいいのか困って昴さんに視線で助けを求めるが、昴さんは例のごとく謎めいた笑みを浮かべて口許に扇を当ててるだけ。
昴さんのその表情は大好きだけど(いや、どんな表情でも大好きと言うべきか)今はそれが妙に憎い。
「じゃ、プラムのお言葉に甘えるとしよう。行こうか、大河」
「す、昴さん本気ですか!?」
「僕は戯れに嘘の言葉を吐いたりはしないよ。プラム、大河の服を頼めるかい?」
「勿論よぉ。タイガーのアパートに運んでおくわ。それとも他の場所の方がいーい?」
「いや、大河のアパートで結構」
プラムさんがふっくらとした唇に綺麗にマニキュアした人差し指を当てて明らかに意味深な感じで昴さんに問うと、昴さんはさらりとかわして微笑んだ。


236 :プチミント×昴2:2005/08/05(金) 23:33:29 ID:???

「歩き方が随分洗練されたね」
「そ、そうですか」
「僕が指南する必要も無いな」
「昴さんにお墨付き貰えるならばっちりですね。…喜んでいいのか微妙なんですけど」
「女装も男装もなりきるのが大事。下手な照れを残すと逆に見苦しいんだ。君は良い意味で吹っ切れてる」
「それプラムさんにも言われました。キャットウォークって言うんですか?線の上を歩く感じで、って習ったんで練習してみたんですが」

折角だからと昴さんの提案で2人でハーレムのジャズバーへ行く事になった。
喜ぶべき事なのか、ここでもぼく大河新次郎とプチミントが同一人物であることはバレていないらしく、ぼくはプチミントとして馴染み客達に大層歓迎されたが同時に昴さんには「今日はシンジロウは?」という問いが何度も掛けられた。
でもドッチモさんだけは妙にニヤニヤとぼくと昴さんを見るからもしかしたら気が付いているのかもしれない。
恐ろしい事にプチミントであるぼくに直球で変化球で声を掛けて来る男が軽く片手ほど現れたが、それは全て昴さんが鮮やかに追い払う。
でも何故か昴さんは常時上機嫌だった。(勿論それが解るのはぼくだけだと思うけど)

「昴さん…」
「何だい?大河」
「昴さんって、もしかしてぼくがこの格好してるの好きなんですか?」
「…大河は僕が何を着てる時が1番好き?」
「…え、そりゃ昴さんは何着ても似合うからどれが1番とは言えませんよ」
「ならば僕も同じ事だ」
「ずるいですよ昴さん!」
昴さんが声を上げて笑う。
少年とも少女ともつかない微妙なトーンの、澄んだ声がまるで鈴みたいな音色を奏でるのをぼくはうっとり聞き惚れる。
…珍しい。とても珍しい。
でも昴さんが上機嫌だとぼくも嬉しいからいいか、なんて能天気に考えながら馴染んだ街のあちこちをひやかして歩く。
そういえば前に昴さんに「新しい作品の練習に」と騙されてこの格好でミッドタウンを一周した事があったけれど、あの時も昴さんは妙に上機嫌だった。
今だって酔った男がぼくに声を掛けてきたところを「僕の恋人に何か用でも?」なんて言って追い返してる。
反対の立場だったらこうも昴さんが機嫌が良いとは思えない。
ぼく的にはすごく微妙な気分なんだけど…もしかして昴さんってぼくをエスコートするの結構好き?
いや、その場合ぼくは男としてかなり問題があるぞ!

「そろそろ着替えるかい?」
色々な事をとりとめなく考えていたせいで返事が遅れてしまい、多分間抜け顔で聞き返したぼくにも昴さんは気を悪くはしてないみたいだった。
「…え?」
「落ち着かないんだろう。普段着に着替えに戻ろうか、って言ってるんだけど」
「…う、あー、…はい」
素直に頷くと昴さんは笑ってぼくの部屋のある、ビレッジ地区へ歩き始める。
昴さんの霊力が凄いのは誰もが認めるところだけど、ついでに人の心まで読めるんじゃないだろうか。


237 :名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:40:09 ID:???
キタコレw続きまったりと待ってますよ。

238 :プチミント×昴3:2005/08/05(金) 23:43:15 ID:???

部屋の前まで来ると昴さんはいつもの調子で悪戯っぽく笑った。
「部屋へは入れてくれないの?」
「えっ?」
「僕を部屋の外で待たせておくつもりなのか、と昴は聞いている」
「いっ、いや、その…どうぞ、入って下さい」

…これはお誘いと考えていいのだろうか?
とは言え、ぼくは女の子の格好をしていて、昴さんはどこから見ても少年みたいな格好をしてるせいか妙な気分だ。
客観的に見ると、彼女が彼氏を部屋に上げてしまう、みたいに見えるんだろうなぁ、なんて考えるとヘンに興
奮したりして倒錯にもほどがある。
もしかして自分は少しおかしいんだろうか?

昴さんとは、何と言うかその、…何度か契った。
昴さんは男でも女でもある、というかどちらでもないというか(染色体異常と言うらしい。後で図書館で随分
調べて勉強した)不思議な体を持った人だったけど昴さんは昴さん。
ぼくにはどうでもいいことだ。

昴さんは僕の部屋に入るとさっさとベットに腰掛けて例のごとく何を考えているのか解らない微笑を口許に浮
かべ、真っ白い足を組んでいる。
「あのー」
「何だい?」
「そこに居ると着替えにくいんですが」
「そう?僕にお構い無く」
ふふっ、と小さく笑われて、これははっきりと昴さんからのお誘いと判断する事にした。
「はい。じゃ、構わない事にします」
昴さんのとなりに腰を下ろすとおや、という表情をしたけれど何処か楽しそうだ。
それが妙に憎らしくて、昴さんを抱き締めて唇をくっ付ける。
薄い、でも柔らかい唇にそっと歯を立てると隙間から誘うみたいに舌がチロリと動くのが解って、それにも歯
を立てて僕の口の中に引きずり込む。
「ン、…ふ」
昴さんの唇から甘い吐息が漏れて、それに煽られるみたいに歯の裏とか頬の内側とか柔らかい部分を舐めてた
らいきなり背景がぐるりと動いた。
「…!?」

239 :プチミント×昴4:2005/08/05(金) 23:45:07 ID:???
バフッとマットが音を立て、ベットが軋む音がする。
昴さんの唇に気を取られていたせいか、まるで油断してたぼくはまんまと昴さんに押し倒される形で柔らかい
ベットに背中を預けるハメになっていたのだ。
「す、昴さん?」
衝撃で反射的に閉じた目を無理矢理開けて昴さんを見上げるとお互いの目がしっかりと合う。
きれいな切れ長の、真っ黒な瞳が悪戯に輝いてぼくを見てるから、妙に恥ずかしくて逸らしたくなるけれどそ
れも悔しいからぐっと我慢で見つめ返す。
身長差から考えてもぼくが昴さんに見下ろされることなんて初めてで、しかも余裕たっぷりの澄ました表情だ
から何だかこれからぼくの方が何かされるようなヘンな気分だ。
「こうやって大河を見下ろすのも悪くない気分だね」
「昴さんを見上げるのは何か不思議な感じですけど」
ふふっ、なんて低く笑われるとますますヘンな感じ。
ドッチモさんが昴さんの事をキザって表現した事があったけれど、確かに昴さんは時々妙に大人の男の洗練さ
れた仕草がさまになる時があってそういう表現もしっくりくる。
「何だかちょっと女の子に無体をしてるみたいで興奮するな」
「ぼくは女の子じゃないですよ」
「そこらへん歩いてる女の子より余程可愛いけれどね」
「それ、褒め言葉になってませんて」
「女の子の格好で見目良い、って事は男でも見目良いってことだろう?」
うー。
こういう言葉遊びみたいな会話になるとぼくは絶対に昴さんには敵わない。
ぼくは一応これでも海軍士官学校を主席で卒業してるけど、何ていうか頭のレベルがまるで違う気がするんだ
よな。
「もう何とでも言って下さい。煮るなり焼くなり昴さんのお好きなように」
ちょっと開き直りぎみにえいっと手足を投げ出してみるとまた鈴を転がすように笑われる。
「無抵抗もちょっとつまらないな。でも折角の据え膳だしね」
囁きながら柔らかい唇が降って来て今度は昴さんからのキス。
悪戯心でぼくからは何もせずされるがままになってると昴さんの唇と舌が大胆に動く。
ぼくの唇を可愛い音を立てて吸い、舌を絡めてお互いに舐めあってから唇は顎を伝ってぼくの首へ降り、鎖骨
の辺りを軽く吸われてくすぐったくて思わず体を左右に振ってしまう。
「くすぐったいです、昴さん…」
「そう?…たまには僕の立場を味わってごらん…悪くないものだよ」
あくまで余裕の昴さんに何とか意趣返ししてみたくて、ぼくの腰の辺りに置かれた血管が透けそうに白い太腿に触れてみる。
指の腹で滑らかな肌をそっとなぞると昴さんの唇から溜め息が零れて、くすくすと笑い声が上がる。
「ね、昴さん…」
「何だい?」
「このまま、してみましょうか…」
「…いいよ」


240 :プチミント×昴書いてる人:2005/08/05(金) 23:50:25 ID:???
あくまでプチミント×昴ですからご安心をwww
エロがヌルい気がするので練り直してます
後半は明日には投下しにきます

他の職人さん達の作品を(*´Д`)ハァハァしつつ待ってるよ…

241 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:05:23 ID:???
うわー楽しみにしてます!!
上にいる昴が髪をかきあげる姿を妄想して興奮できます・・・


242 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:23:45 ID:???
     ___        ______
  __| |(,,゚∀゚)_    /      /  /
  |   ⊂) ̄ | ̄ |   / / ̄ ̄/ (,,゚∀゚)
   ̄ ̄| | ̄ ̄| ̄   /   ̄ ̄⊂)/  /    ∧∧
 | ̄ ̄   ̄| ̄ ̄|  \ / ̄ ̄/ /  /   | ̄ (,,゚∀゚) ̄| ̄|
   ̄ ̄(ノ| ̄ ̄| ̄     ̄ ̄(ノ /  /      ̄ ノっ っ ̄ ̄
     | |   |       / /  /     〜(  つ
      ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄       ∪"
やっぱいいよこのスレ…俺の今までの2ちゃん歴の中でも
屈指の良エロスレだと断言できる。

243 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:30:49 ID:???
無体な昴キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
職人さん、グッジョブ、気分は最高!!

続き待ってます。

244 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:41:20 ID:???
連動の描き下ろしブロマイドの昴にハァハァしてる内に新作キタコレ
騎乗位超期待(*^ω^)b

245 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:47:58 ID:???
うはwwwwww超寸止
期待してます、神wwww

246 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:57:14 ID:???
わ……うわ、これは萌えたと同時に自分のヤバさを自覚した。
ヤベーよ自分服装倒錯趣味あるよ……自分で着たいとは思わんが。
マリア・レニ・ロベリアに昴ときてプチミントに萌えた時点で
自覚しておくべきだったかも。
でもキモ神メイドさんには萌えなかったんだよな……微妙。
とりあえず続きがとっても楽しみだ。

247 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:04:10 ID:???
>>246
いやあのメイド服に萌えれる人はそういないでしょw

そしてやはり放置プレイwwwwwww
最近癖になってきた。

248 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:23:17 ID:???
待ってたよ昴新風味!プチミントに興奮してる昴にこっちが興奮するw
やばいマジやばい。もしかしたら一番のヒットかも。


それにしてもプライド高い子の騎乗位はそそる。
などとおやじ臭いことを言ってみるテスト。

249 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 05:34:47 ID:???
>>246
お前は俺かw
萌えキャラが1〜5まで全て被っててワラタ。

巴里職人さんのロベリア編は泣きそうに嬉しかった。メル編も是非(ry

そして俺は218なわけだが感想ありがd。
書庫と悩んだがこのスレの雰囲気が好きなのでこっちに投下してよかったよ。
続きガンガル。

しかし65氏と133氏という二大神のせいで
俺の中では変態サニー×昴ブームが止まらない。
昴のあの超リッチな生活も実はサニーがパトロンなんじゃないかとか
その代償にあんなこととかこんな事とかしてるんじゃないかとか
妄想して話が出来そうな自分ヤバい。

着衣騎乗位置超期待して待ってます。

250 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 07:34:52 ID:???
>>249
お前俺。
もうゲームやってもサニー=変態にしか見えなくなった
>>249や他の職人さん、ぜひサニー×昴を!



251 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 11:08:08 ID:???
あああ巴里もプチミントもGJ!!!
昴は本当にエロい子ですね。続き期待してます。
エリカ編も是非!ボケシスター(と新次郎)に振り回される昴が見たいw

252 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 14:42:19 ID:???
新次郎ってセクースの相手としては奥手で困る時がある。

253 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 15:56:16 ID:???
>>249
変態サニー妄想待ってる!超待ってる!
自分もなんだか、「サニー=昴のパトロン」の考えが拭えなくて参ってるよ。
美少年(にしか見えない美少女)を囲うアメリカ人のあやしい金持ち。エロ杉。

254 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 16:09:20 ID:???
おまいら素直だな。

自分は新次郎に手を出して苦しむ昴に快感を覚える
超サドのサニーに最近萌えてる
そしてそれが書きたくてたまらない。

でもこれじゃ801逝きだなorz


255 :名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 16:40:37 ID:???
うむ…ホモなサニーサイドはさすがにシャレにならんから勘弁なw

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