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サクラ大戦Vの九条昴萌えスレ2

1 :名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 17:45:48 ID:???
昴のエロ萌え話はこちらでどうぞ。

ギャルゲ板
http://game9.2ch.net/gal/
※ギャルゲ板の萌えスレにここのURLを貼らないこと
(2chルールで一般スレにピンク鯖へのリンクを張ることは禁止されてます)

関連スレ
エロパロ・サクラ大戦のエロ小説・その3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064401357/
虹・サクラ大戦          落ちるまでの日数→
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1107559126/

前スレ
サクラ大戦Vの九条昴たん萌えスレ
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1121784753/

#sage推奨、荒らしは徹底放置で、そうすれば昴も悦ぶ。


262 :巴里の聖女:2005/08/06(土) 17:13:43 ID:???
ランスは聖女になった女性が多いと聞く。オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク、
死しても腐らない肉体を持つベルナデッタなど、俗に「奇跡」と言われる力を持っていたという聖なる乙女達。
その力自体に疑問はない。そもそも自分の持つ「霊力」自体が、キリスト教圏では「奇跡」
と言われているのだ。
心正しい人が使えばそれは奇跡だけに止まらず、聖なる力として
後世まで語り継がれる。
素晴らしい事だ。客観的に考えても。

・・・だが神への信仰のためにその力を使った聖女達は、不思議に思わなかったのだろうか。
神は人―男の手助けのためだけに女を作ったことを。
・・・自由から女を束縛する「産みの苦しみ」を与えたのは、他ならぬ神であることを。



263 :巴里の聖女:2005/08/06(土) 17:17:28 ID:???
何かに導かれるように来た先は、シャノワール近くの教会であった。
なぜこんな所に。昴は思わず眉をひそめる。
確かに教会は好きな場所の一つだ。ハーレムの教会にはジャズバーついでによく寄るし、
そこに集まる子供たちを見るのは昴にとって楽しみの一つだった。

しかし今は行く気などなかったのに、ここに来てしまったのか。
分からない。しかし自分の奇妙な行動に少なからず興味が湧いてきた昴は、静かに教会の重い扉を開けてみる。
「・・・?」

不思議なことに中には人の姿、気配すら感じられなかった。
五月らしい白色の暖かな日向と空気に包まれた教会は、しんと静まりをみせている。
これこそ教会らしいといえばそうなのだろうが、どうも居心地の悪さを感じるのは
「あのこと」を思い起こしてしまうからであろうか。
ゆっくりとした足どりで昴は進み、祭壇に一番近い椅子に座った。
鮮やかな色で床を照らすステンドグラスがまぶしい。
その横で優しげに微笑むマリア像に、カーテンのように柔らかい日差しが差し込んでいる。
処女のまま神の子を産んだというマリア。まさに永遠の母の名に相応しき美しさを孕んでいるように昴には見えた。
しかし聖書ではすべての母の称号はマリアではない。すべての生きとし者の母は
「エヴァ」、英語ではイブと言われている人類の祖・アダムの妻である。
椅子の脇に置いてあった聖書に気づき、昴はそれを手に取りページを捲る。
創世記の第二章、十八節。フランス語だが昴にとってはまったく苦ではない。
なるべく厳かに、朗読する。

「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。
男から取ったものだから、これを女と名づけよう・・・か」


264 :巴里の聖女:2005/08/06(土) 17:21:25 ID:???
「あー誰かいます!誰ですか!そこにいるのは!」

聞き覚えのある明るい声が、昴の言葉を遮断した。関係者専用の扉から
身を乗り出し、ぼんやりと佇む昴を見つめているのはー
「・・・エリカ・フォンティーヌ・・・」
意外な人物の登場に、昴にしては珍しく目を丸くさせる。
否、意外というのはいささか語弊があるかもしれない。
最近見習いシスターから一人前のシスターに昇格したという彼女はかつて追い出されたこの教会に復員し、
シャノワールのダンサーと巴里華撃団の一員という二足ならぬ三足のわらじを
履いて懸命に活動していると、この前本人から聞いていた。
・・・つまり彼女はこの教会のシスターなのだから、ここにいてもなんら不思議ではないのだが。

不意打ちな気がして、思わず動揺してしまう。


265 :巴里の聖女:2005/08/06(土) 17:22:07 ID:???
「・・・」
「あ、昴さんだったのですか。でも駄目ですよ、明日の朝から結婚式があるんです。
だから今日の懺悔の時間はお休みですよ!」
誰も懺悔しに来たなんて一言もいっていないのに。
初めて会ってから「変な子だ」と思っていたが、この言動の脈略のなさは
リカや新次郎以上である。単なる天然なのかそれとも、本当にお馬鹿なだけなのか。
「・・・懺悔のために来た訳じゃない。」
そう言いながら昴はこの前グリシーヌから聞いたある言葉を思い出していた。

「エリカは治癒能力を持っているが、彼女の美点はそれを仲間の私達だけではなく
街の民にも使っているところだ。最近は昔と比べて落ち着いてきたし、今では
巴里の民から『巴里の聖女』と呼ばれているのだ」

巴里の聖女。あまりに見も蓋もない言葉にその時の昴は黙ってしまったが、
今はなんとなくだが分かる気がする。
自分とは違い清らかな精神、肉体の持ち主。
首に下げた十字架を大事そうに手で添え、なんの曇りのない純粋な瞳は
まさに神に選ばれし聖女、といった風情である。
(神の御言葉を信じてやまない聖女・・・か)

・・・こういう人間に、ぶつけてみたかったのだ。

266 :巴里の聖女:2005/08/06(土) 17:23:14 ID:???
ここまでが前半部分。後半はまだ出来てないので
後日投下します。



267 :巴里の聖女:2005/08/06(土) 17:24:32 ID:???
>>262
×ランス
〇フランス

打ち間違えスマソ

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