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レズ声優出張所 Part2

733 :名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 02:26:23 ID:vSx0YAO5
>>730
「夜が明ける・・・」
ベッドから抜け出したあたしはそっとカーテンを掴み、
隙間から僅かに漏れる光を感じて呟いた。
ベッドには、めぐみさんが穏やかな寝息を立てて眠っている。
あの夜・・・漆黒の闇が灰色に変わる頃まで、あたし達は求め合った。
その後、睡眠をとり少しでも身体を休めておくことにしたのだ。
けれども、めぐみさんとは違ってやはりあたしは眠れなかった。
めぐみさんが離れていくその時まで、めぐみさんを見ていたかった。
シーツ越しに伝わるめぐみさんの温もりを感じていたかったから。
「・・・佳奈・・?」
あたしがベッドの側まで戻った時、
めぐみさんが寝ぼけ眼で、ゆっくりと上半身を起こした。
「あっごめんなさい、起こしちゃいましたね」
「ううん・・・いいよ」
優しい笑顔。
そんな顔見せないで。
あと少しであたしはあなたを手放さなければならないのに。
「どうした?浮かない顔して」
めぐみさんは手を伸ばして、
あたしをベッドの中に引き入れた。
「ひゃっ」
視線が絡み合う。
彼女の瞳に吸い込まれそうな錯覚に陥る。
できることならこのままずっと二人きりでいたい。
明日なんていらない。
あたしはそんな自分勝手な願望を必死に振り払い、言葉を紡いだ。
「もし今日のことが、めぐみさんを縛るなら・・・全部忘れてしまって下さい」
肌を重ねても、決して証にはならない。
それくらいあたしにもわかっているから。

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