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レズ声優出張所Part4

1 :& ◆Jx3uuDAUoo :2006/02/17(金) 20:57:19 ID:22IXIXnD
ここは声優板「レズ声優」の出張スレです。
本スレ:レズ声優 Part8
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/voice/1124473961
「この声優は絶対レズだ」とか「レズらせたい」という声優さんを
「エロ話中心で」思う存分マタ?リと語っちゃって下さい。
妄想捏造ドンと来い。
SSも書いちゃって結構です。っていうか、キボンヌ
執筆して下さると言う方はトリップだけは忘れないで下さいね。

私が書き込んでいたら512kを超えたので書き込めませんと出ました。
とにかく新スレを立てておきます。



698 :1/4 ◆cVAdsO2Fdk :2006/06/08(木) 23:41:10 ID:VLWu61WT
愛ちゃんに話があるって言って、家に誘ったのは私。
想定していたより顔の表情が固まっていたのか、それとも私の様子から何かを察したのか、
愛ちゃんはOKしてくれたけど、どこか緊張しているみたいだった。
気づいていながら、私は上手く愛ちゃんをリラックスさせてあげることができなかった。
というより、何を話せばいいのかわからなかったんだと思う。
家についてから話すそれを、どう言葉にすればいいか、そんな緊張に駆られて。
今までにないくらいぎこちないまま、私の家についた。

愛ちゃんを家にあげて、ワンコとそれなりにじゃれあって、飲み物を出して落ち着いて。
自然と会話はなくなった。
ううん、家に誘った後から、会話は極端に少なかった。
だから会話がなくなってしまうのも当然といえば当然だった。
愛ちゃんとクッションに座って向かい合って、お互い相手を直視できない。
緊張でこのままずっと時間が過ぎていくのかもって思った時。

「あの…さ、麻衣ちゃん。……話って?」
必死に勇気を振り絞って、愛ちゃんが硬い調子で話を振ってくれた。
居心地が悪くて、なんとか話を進めてくれたんだと思う。
顔の表情が、具合が悪いと見間違うほどしんどそうになっていた。

「…うん、あのね、愛ちゃん……」
「なに?」
「あのね、私聞いたの。愛ちゃんが一人で寂しくてすっごく気落ちしちゃって、それでよ
くお仕事一緒になる構成作家さんを電話で呼んだって」
「うん、呼んだよ? 前に、一人で死にたくなったりしてたらダメだって言われたし……」
普通のこととして話す愛ちゃんに、胸がざわついた。
「どうして、私を呼んでくれなかったの?」
カッとなって、責めるような口調になってしまった。
愛ちゃんの表情が強ばったのが見えてるのに、私の感情は止まらない。
「愛ちゃんは私より、その作家さんの方が必要なの? もう私はいらないわけ?」

699 :2/4 ◆cVAdsO2Fdk :2006/06/08(木) 23:42:42 ID:VLWu61WT
「だって、麻衣ちゃん言ったじゃない。私といるの疲れるって。
 そんな風に言われて、余計疲れさせるようなこと、できるわけないじゃない」

私の追求に、愛ちゃんが泣きそうな顔で、でも気丈な目で反論してきた。
きっと、愛ちゃんの本音。
「私といると疲れるって、私といたくないって言ったじゃない!
 実際疲れるんでしょ?
 とぼけたりごまかそうとしたのだって、本当のことだからでしょ!?」
傷つけてたんだって、今になってわかった。
あの時は、私もいっぱいいっぱいで、愛ちゃんを気遣うことなんてできなかった。
愛ちゃんはその時、わざとごまかされていてくれたのかもしれない。
本気で怒ってる愛ちゃんの言葉が突き刺さって、目が覚めた。
私って最低だ。
本当のことから逃げて、愛ちゃんを傷つけてたんだ。

「うん、疲れることもあるよ。
 だって、私は愛ちゃんに恋してるから。
 恋はいいことだけじゃないと思うの。
 嬉しくなったり、幸せになったり、癒されたりする。
 けどそれだけじゃなくて、嫉妬したり怖くなったりもして、それがどんな時も全力で。
 ちょっとのことで気持ちが変わるから、家に帰って一人になったら、疲れを感じること
 もある。
 愛ちゃんを好きでいることに慣れたら、もしかしたら気持ちの変化が少なくなって疲れ
 ないでいられるのかもしれない。
 でも私は慣れたくない。
 疲れたりするかもしれないけれど、ずっと愛ちゃんにドキドキしていたい。
 ずっと愛ちゃんに恋していたい」

綺麗事言ってるってわかってる。
言い繕ってるってわかってる。

700 :3/4 ◆cVAdsO2Fdk :2006/06/08(木) 23:44:01 ID:VLWu61WT
でも、愛ちゃんが本音をぶつけてくれたから、今の私の本音を言いたかった。
「じゃあ、私といたくないって言っていたのは?」
泣きそうな目で、こっちを睨むような鋭い目で見つめてくる。

「あれは別に愛ちゃんに言ったわけじゃないけど。
 それでもなんでかって考えたら、怖かったんだと思う。
 愛ちゃんは人見知りするけど、仲良くなったらすごく心を許しちゃうから。
 いつか私が愛ちゃんにさよならされた時、本当に私は一人ぼっちになっちゃうから。
 愛ちゃんはすごく私のこと愛してくれていて、それが今の私にとってとても大きなもの
 で、なくなったらきっと立っていられない。
 愛ちゃんと一緒にいる時にそんなことを考えちゃう自分が嫌だし、自分が弱くなってい
 くみたいで怖かったの。
 だけど愛ちゃんが一番辛い時、私を呼んでくれなくて、他の人を呼んで……
 その方が嫌だってわかった。
 私、ワガママだったの。
 愛ちゃんに別れられるのが怖くて愛ちゃんを傷つけたくせに、愛ちゃんに頼られるのが、
 愛ちゃんの一番近くにいるのが自分じゃなきゃ嫌なの。
 最低だよね、私」

言い終わって、俯きながらじっと愛ちゃんの非難を待ってた。
けど、返ってくるのは沈黙だけ。
耐えきれなくなって顔を上げた。
目の前には、私の想像してない愛ちゃんがいた。
きっとすごい顔で怒ると思っていたのに、泣いていた。
「愛ちゃん? ごめんね、こんなの私の勝手な言い訳だよね」
そっと愛ちゃんの頬に手を伸ばし、零れていた涙を拭う。
愛ちゃんはただ泣きじゃくって、私の手を払ったり、嫌そうなそぶりを見せたりしない。

「私もね、麻衣ちゃんにさよならされるの怖いよ。
 麻衣ちゃんが私といるの疲れるって、私といたくないって言われて、私のことが負担に
 なってるのかなって。

701 :4/4 ◆cVAdsO2Fdk :2006/06/08(木) 23:45:32 ID:VLWu61WT
 だから大丈夫だよ。
 私は麻衣ちゃんにさよならなんてしないから。
 ずっと麻衣ちゃんといるから」

いきなりぎゅって引き寄せられて、気づいたら顔にやわらかい弾力。
愛ちゃんに頭を抱えるように抱きしめられて、嬉しいやら恥ずかしいやら。
……ううん、すっごく幸せ。
「ねぇ麻衣ちゃん。私今ね、麻衣ちゃんのことが好きで好きでしょうがなくって、それを
 麻衣ちゃんに伝えたいんだけど、どうすればいいかな?」
「え?」
「麻衣ちゃんは、私にどんなことして欲しい?」
愛ちゃんのぬくもりに包まれて、まどろんでいるみたいな感覚になって。
一番愛ちゃんに言いたかったわがままが、口から素直に出てきた。

「じゃあね、これからたくさん『好き』って言って。たくさんキスして。
 私も愛ちゃんにたくさん『好き』って言うし、たくさんキスするから。
 それから、寂しくて自分は誰にも必要とされてないって思ったら、他の人じゃなくて私
 を呼んで。
 すぐに愛ちゃんとこ行くから。
 いつでも愛ちゃんの一番近くにいさせて。そしていつでも私の一番近くにいて」

言い終わるくらいにぎゅって抱きしめられる力が強くなって。
「もちろんだよ」
そう言ってくれた愛ちゃんはかっこよかった。
いつもは私がかっこよく愛ちゃんをリードしていたいって思っていたけど、たまにはこん
な展開もいいよね。

END

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