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ノブオ(仮名)お菓子隊

1 :チ×:2006/02/09(木) 20:25:32 0
も、も、も、もめても俺は知らないよ

265 :63:2006/02/28(火) 16:13:34 0
アベキュウも書き上がりました。連投してすいません。
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アベくんと俺、コウジくんとチバ。
二手に分かれて今日から3日間、新譜のキャンペーンの為に地方回り。
朝早くに東京を出て、目的地についてすぐラジオのコメント録りやら雑誌の取材やらをこなして、
やっと解放されたのは、夜の9時過ぎだった。

「お疲れさまでしたー」

アベくんと俺、スタッフ数人とで居酒屋に入って、翌日の打ち合わせを軽く済ませて、後はひたすらバカ話をしながら飲んで、
食って、飲んで、飲んで。騒いで、飲んで。
そうして2時間程経った頃、先に帰ると言ってアベくんが席を立つ。

「あ、じゃあ俺もそろそろ」
「いいよ。まだ飲みたいんじゃないの?」
「や、うん、ちょっとね。でも、」
「俺に合わせなくてもいいって」

笑いながらひらひらと手を振って、アベくんが居酒屋を出て行く。
じゃあ遠慮なく、と俺は結局その後数時間に渡って飲み続けて、ホテルに戻ったのは明け方近かった。

同室のアベくんを起こさないように、出来るだけ音を立てずにドアを開けて、足音を忍ばせて部屋に入る。
突き当たりに大きな窓。その下にベッドが2つ。2つのベッドの間に小さなサイドテーブル。
サイドテーブルの上には、明かりがついたままの電気スタンドと、備え付けの電話、灰皿、アベくんのタバコと腕時計。
サイドテーブルの下に、俺とアベくんのカバンが1つずつ。
アベくんは右側のベッドできっちりと布団に包まって、壁の方を向いて寝ていた。
こそっと近づいて、左のベッドに腰を下ろして、溜まった疲れを吐き出すように溜息をつく。
寝ていたはずのアベくんが、もぞもぞと動いてこっちを向いた。


266 :63:2006/02/28(火) 16:14:49 0

「おかえり」
「あれ、起きてたの?」
「いや、今。」
「ごめんね、起こした?」
「大丈夫。今何時?」

アベくんが手を伸ばして、サイドテーブルから腕時計を取って眺める。

「4時か。どうしよっかな」
「まだ寝てたほうがいいよ。明日も、って今日か。忙しいんだから」
「んー、でももう寝れそうもないんだよなあ」

どうしようと呟いてアベくんが起き上がり、ベッドの上で胡座をかく。
少し丈の足りない浴衣の裾から、細すぎる脛が覗く。
アベくんは髪を掻きながら、サイドテーブルに手を伸ばしてタバコを取る。
火を点けて、深く吸い込んだ煙をゆっくりと吐き出す。
その動作の一つずつを、俺は半ば焦点の合わなくなって来た目で何となく追う。


267 :63:2006/02/28(火) 16:15:11 0

「寝ないの?」

俺の視線に気づいて、アベくんがふっと笑う。

「ちゃんと起こしてやるから、寝な?」
「ああ、…うん」

アベくんの言葉を待ってたかのように、瞼がぐんと重くなる。
俺は上着とシャツとジーンズを脱いで床に放り投げて、布団の端を捲り上げてごろんと中に潜り込んだ。

「寒くねーの?」

浴衣を着るのも面倒だからと下着1枚で寝ようとする俺を、アベくんが心配そうに見る。

「ん、何ともないよ。おやすみー」

アベくんの方に向いて横になって、欠伸混じりに挨拶をして瞼を閉じる。
意識が沈みかける中、おやすみ、と、柔らかなアベくんの声が耳に小さく届いた。

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268 :63:2006/02/28(火) 16:16:25 0

夢も見る事なく深く眠って、目覚めてみればまだ3時間程しか経っていなかった。
もう少し寝てたいけど、二度寝して遅刻したら困るしなあ。
そう思いながら身体を起こして、頭の上に両腕を伸び上がらせる。

「もう起きたの?」

声のする方へと視線を落とすと、アベくんは2つのベッドの間の床に座ってこっちを見ていた。
自分のベッドを背もたれにして、窮屈そうに足を折り畳んで、膝の上に腕をだらんと乗せてる。

「何やってんの?そんなとこで」
「する事ないからさあ、お前の顔観察してた」
「…面白い?」
「うん。可愛かったよ、寝顔」

子供みたいだった、とアベくんが言葉を続けて笑う。
嬉しくねえよと返すと、誉めてんのにと言ってまた笑う。

「あんま可愛いからさあ、襲ってやろうかと思ったよ」

冗談やめてよと笑い飛ばしたら、アベくんは身体を前に傾けて腰を浮かせ、俺のベッドの縁に手を掛けた。

「割と本気よ?」

アベくんが更に前に傾いて、さっきまでとは違う種類の笑みを浮かべて、俺の布団の中に手を滑らして脛の辺りに触れる。
驚いて足を退けると、また追いかけて来た手が、今度は腿に触れる。

「ちょ、やめてよアベくん、朝っぱらからそういう冗談は」
「俺、冗談だって言った?」



269 :63:2006/02/28(火) 16:17:31 0

僅かに低くなったアベくんの声を受けて、身体が強張る。
『割と本気』
見上げるアベくんの目からは柔らかさが消えて、口角だけで笑うその表情は、俺の背筋に汗を浮かばせた。
『本気』
アベくんの言葉が頭の中に反響して、全身に微かな恐怖が纏わりつく。

「キュウ」
「………なに」
「お前、イく時どんな顔すんの?」
「イ、え?アベくん、何急に」
「見てえな」
「ちょっと、」
「お前のイく顔、見てみたい」
「アベく、」

アベくんの手が腿から股間にずれて、下着の上から竿を握って来る。

「や!やめれって!!」

中心に触れた刺激に一瞬足が跳ねて、それをきっかけに身体の自由が利くようになった俺は、
枕の方へとにじり上がってアベくんから逃れようとした。
けれどアベくんは、ベッドの空いたスペースに上がり込んで、四つん這いになってじりじりと追いかけて来る。
狭いベッドの上ではすぐに行き場を失って、今度は床へ逃げようとして身を反転させると、後ろからアベくんに片腕を掴まれる。

「やめれって!!アベくん離してよ!!」
「やだ」
「離し…っ」


270 :63:2006/02/28(火) 16:18:39 0

腕を強く引っ張られて、ベッドの中心へと引き戻される。
顔の両脇にアベくんの腕が、腿の両脇にアベくんの足が、まるで杭のように打ち込まれた。
無表情で、けれど目の奥深い所にだけ熱を込めたアベくんの顔が、ゆっくりと近づいて来る。
唇が重なって、アベくんの舌先が俺の歯をちろちろと舐める。
じわりじわりと、額や首筋や手の平に汗が滲む。喉が詰まって思うように声が出せない。

「見して」

口元だけで冷たく笑って、アベくんが俺の下着を片手で引き摺り下ろす。
骨張った4本の指が竿を絡め取って、まるでギターにでも触ってるかのように慣れた手付きで上下する。

「や…やめ…っ」

アベくんの腕と肩を押し遣って、やめてくれと何度言っても聞いてくれず、アベくんは俺の顔をじっと見つめて手を動かし続ける。
竿を扱きながら、親指の腹でたまに先端の窪みを撫で回す。
意志とは関係なく勝手に溢れ出した先走りの液が、アベくんの指に絡んでくちゅくちゅと音を立てる。

「……や…あ…っ」

水音と、小刻みに弾む自分の呼吸が部屋の中に響き渡って、羞恥に堪え切れなくなった俺は顔を背けて目をきつく閉じた。

「だめだよ」

ベッドを押していたアベくんの手が、俺の顎を掴んで正面に向き直させる。

「顔見えないと意味ねーじゃん」

ね?と微笑んでアベくんは、竿を握る指先に力を込める。


271 :63:2006/02/28(火) 16:19:22 0

「うあ…っ!!」
「我慢すんなよ」

速度を速めて竿を扱くアベくんの手が、首筋から胸まで撫で下ろして乳首を引っ掻くアベくんの指先が、
早くイけ、早くその時の顔を見せろと急き立てる。

「や…っあ、あ…っ!!」
「可愛いな。いい声出すねお前」
「あ、ん…っ、ああっ!!」

身体中の血が股間に集まって、頭が真っ白になって痺れる。
やがて飛び散った精液は、アベくんの黒いシャツの胸元に白い染みを作った。

「キュウ、お前さあ、あんな顔いっつも見せられてたら相手も堪んねーんじゃねえの?」

すっげー可愛かったと、シャツを脱ぎながらアベくんが笑う。
笑ってんじゃねえよ。可愛いとか言われたって嬉しくも何ともないよ。
言いたい事は山程あったけど、呼吸をするのが精一杯で声を出す力がない。
せめてもと睨み上げた俺の顔を見て、アベくんがまた笑う。

「そんな顔で睨まれてもねえ。誘ってるようにしか見えないよ?」

ぐ、と絶句する俺の上に跨がって、アベくんが自分のジーンズの金具を外す。

「………アベくん、何、」
「俺もイかせてよ。このまんまじゃ仕事になんねーもん」

ジーンズと下着を下げて、アベくんが俺の足の上に座る。


272 :63:2006/02/28(火) 16:20:37 0
「入れるのと口ですんの、どっちがいい?」
「やだよ!どっちもやだ、もうやだ!!」
「じゃあ、俺が仕事出来なくてもいいの?」
「自分ですればいいべや!!」
「そんなの楽しくねーじゃん」

アベくんが俺の腕を引っ張って、上半身を起き上がらせる。
そのまま自分の方へ引き寄せて、深く口付けて来る。
口の中を舐め回されて、背中を指先で撫でられる。
嫌悪と快楽。両方が頭の中でぐるぐると絡まって、どっちを選択したらいいのか分からなくなる。

「キュウ、イかせて」
「や…っ!!」

唇を離したアベくんは膝立ちになり、俺の頭を押さえ込んで、口元に竿の先を宛てがって来る。
とっさに唇を固く閉じ、首を横に振って抵抗すると、アベくんは片手で俺の両頬を掴んで指先にぐっと力を込める。
こじ開けられた歯列の間に指を掛けて、アベくんが薄く笑う。

「歯、立てんなよ?」


273 :63:2006/02/28(火) 16:20:48 0

下の歯を強く押されて更に大きく開いた口に、アベくんが竿を深く差し込んで来る。

「んっ!!んんんっ!!」

舌の上でアベくんの竿が前後に揺れる。先端から零れる液が口の中に溜まって、喉の奥へと流れて行く。
息が上手く継げなくて、喉が苦しくて、吐きそうで、涙が出て来る。

「んう…っ!!」

アベくんお願い。アベくんもうやめて。
腕や胸や腹を叩いて訴える俺に構いもせず、アベくんは独り善がりに快楽を求め続ける。

「…っふ、」

アベくんの口から吐息が漏れて、動きが止まる。
直ぐさま竿はびくびくと脈を打ち、俺の口の中に精液を注いだ。

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274 :63:2006/02/28(火) 16:21:26 0

竿を引き抜いて再び足の上に座ったアベくんが、俯いて呆然とする俺の頬と口元を柔らかく撫でる。

「キュウ、大丈夫?」
「………んな」
「ん?」
「あんな、あれだけの事しといて、何が『大丈夫?』だよ。ふざけんなや」
「ふざけてないよ」

首を傾げて顔を覗き込んで来るアベくんと、視線を合わせたくなくて目を反らした。

「キュウ。俺ふざけてないよ。本気だったよ?」
「本気でバカにしてたっつーの?」
「違う。本気で可愛いと思ったし、本気でイかせてやりてえと思った。…まあ、その後はちょっと余計だったけど」
「…それがバカにしてるっつーんだよ」

下着を穿き直して、アベくんの下から足を抜いてベッドを下りる。
明け方に脱ぎ散らかした服を拾い上げて、ぐるぐると丸めてカバンの中に押し込む。

「ごめんって」

カバンに向かってしゃがみ込む背中を、アベくんがベッドの上から抱きしめて来る。

「ちょ、重い!!どいてよ!!」
「どいたら許してくれる?」
「はあ?」
「許してくれるまでどかない。」

許してと言う割にはちっとも反省してないような態度のアベくんは、更に体重を掛けて来る。


275 :63:2006/02/28(火) 16:22:34 0

「痛い痛い痛い痛い!!離せって!!」
「許してくれる?」
「分かったよ!!分かったからどいて!!」

そう言った途端、身体がふっと軽くなった。
腰を擦りながら後ろを向くと、柔らかく微笑むアベくんが、ありがと、と言った。

「今度は優しくするから」
「うん、…ん?」

……………今度、って何?

悶々と考え込んで、『今度』に怯え続けた俺は結局その後の2日間もろくに眠れないまま過ごし、
東京で合流したチバとコウジくんに『酷え顔』『遊び過ぎなんじゃねーの』と笑われた。
俺は遊んでねーっつの。アベくんが悪いんだって。
そう言いたかったけど、墓穴を掘りそうだったのでやめた。
ここは事実を知られるより、誤解されたままの方がいいっしょ。そうだべ?
同意を求めるように、2人に気づかれないようにしてアベくんの方を見る。
アベくんはこっちを見たまま抱えていたギターの指板をゆっくり撫でて、含み笑いを浮かべた。

…今度からはアベくんと組ますのやめてって、頼んでみよっかなあ。

------------------------------

完。
アベヒドスでごめんなさい。受けの時は甘ったるいくせに、攻めに回ると極端に鬼になってしまう…


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