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ノブオ(仮名)お菓子隊

1 :チ×:2006/02/09(木) 20:25:32 0
も、も、も、もめても俺は知らないよ

640 :名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:14:56 0
>>619-620 の続き。
「開けろっつってんだよ!こらハゲ!」
別に開けたくないわけじゃないんだ。
「ドア壊すぞこらぁ。修理代はお前持ちだかんな。」
ガンガンとドアを蹴り飛ばす音。
お前を部屋に入れたくないわけじゃないんだ、入れたくないのは…
「キュウさんお願いします、開けてください。他のお客さんの迷惑になっちゃうし。」
酔っ払いとは違う冷静な声。
ドアを蹴り飛ばす音が止んだのは、酔っ払いを羽交い絞めにしてるからだろう。
もうこれ以上聞こえないフリもできないと観念して、無言でドアの鍵を開けた。
「ありがとうございます。」
予想通り、酔っ払いを背中から抱えたアイツがドアの前に立っていた。

俺の部屋に来るったって、今日はチバと相部屋なんだよな。
そう思って安心して、肝心なこと忘れてた俺が馬鹿だった。
チバが飲まずに帰ってくるわけがないこと。
飲んだチバが一人で帰ってこられるわけがないこと。
それでもって最近の世話係が誰かってこと。

641 :名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:16:37 0
「な、何ですぐ開けねーんだよ。」
抱えられたままの酔っ払いが俺をにらむ。
たまには飲まずにそのまま帰ってきやがれとにらみ返す。
別にコイツが悪いわけじゃないんだけど。
「寝てたんですよね、すいません起こしちゃって。」
「お、俺が帰ってきてねーのに寝るんじゃねえよ。」
「無茶言わないで下さい。チバさんも早く寝ましょう、明日も早いんだから。」
「…うん。」
まるで駄々っ子をあやすように酔っ払いに言い聞かせ、そのままベッドまで抱えて運んでいった。
そんな手のかかるヤツ放り投げてやればいいのに、と思いながら俺は自分のベッド脇に立ってその様を眺める。
ベッドに転がるとすぐ就寝、幸せなヤツだ。
「着替えないと服がシワになっちゃいますよ…もう起きないか。」
うるさいヤツが寝たら途端に部屋が静かになった。
酔っ払いのイビキのみがやけに響く。
用が済んだのなら帰ればいいのに、アイツは帰ろうとしない。
俺からは喋らない、と決めていたのに結局沈黙に耐えられなくて俺から口を開いた。
「悪いな。またチバの世話任せちまったな。」
「慣れてるからいいですよ。」
「もうお前も自分の部屋帰れよ。明日も早いんだから、早く寝ろよ。」
そう言ったのに、やっぱり俺に背を向けたまま酔っ払いのベッド脇に立って帰ろうとしない。
「おい…」
「俺が運んできた酔っ払い、一人だけじゃないんですよ。」
「は?」
「イマイさんもベロベロだし、今夜は能野さんもハメ外しちゃって大変だったんですよ。」
「酔っ払い三人か…そりゃご苦労だったな。」
「手伝ってくれるの期待してた誰かさんは早々に帰っちゃいましたしね。」
そう言って顔だけこちらに向けてとニヤリと笑った。

642 :名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:18:41 0
「まあ、何とか帰って来ましたけどね。けど能野さんを部屋まで運ぶの面倒だったから、俺とイマイさんの部屋に放り込んじゃった。」
今度は体の向きも変えて完全にこちらを向き直った。
近づいて来てるわけじゃないんだけど思わず後ずさり。
「だから俺のベッドないんです。」
「どっちかのベッドにもぐり込めば?」
「おっさんと同衾なんて嫌ですよ。それに二人とも大の字だからもぐり込むすき間ないし。」
「能やんの部屋空いてるだろ。」
「えー、能野さんの部屋上の階なんですよ。疲れてんのに今から移動すんの嫌だなあ。」
そう言いながら今度は本当にこちらに近づいて来る。
なあ、何でそんなに笑顔なの?
「この部屋ソファも簡易ベッドもないんですね。」
「安ホテルだからな。」
「さすがに床で寝るの嫌だしなあ…」
安ホテルの狭い部屋に逃げる場所があるわけもなく、俺はすでに壁際。
そしてアイツはすぐ目の前。
「だからキュウさんのベッド半分貸して下さいよ。」
「ベッド半分でいいならチバ…」
救いの手を求めるように酔っ払いに目をやる。
お前も大の字か!このとことん役立たず!
期待した俺が馬鹿だった、とため息をついて目の前を見ればやっぱり笑顔。
何だか直視できなくて顔を背けてしまう。
普段から見慣れてるのに、いつもはまだまだあどけねーなーと微笑ましく思うぐらいなのに、今日は見たくない。
「俺が能やんの部屋に行くからお前ここで寝ろよ。」
そう言って逃げようとしたら腕を引っ張られた。
背けていた顔も無理矢理掴んで向き直させられる。
人間の表情で一番恐いのは無表情ってウソだ。
だって目の前にいる相手は笑顔なのに、俺は恐くてどうしようもない。

643 :名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:20:17 0
「やだよ…」
「何でですか?」
「だってお前、何かする気だろ?」
「何かする気?」
俺の腕を掴む力が強くなった。
間近で下から見上げると顔がよく見える。
この笑顔はコンビニのレジで俺に向けたのと同じだ。
「満々ですよ。」
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まだエロなくてすいません。
とりあえずここまで。
もうちょい続きます。

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